内容説明
家族にはないしょで、洞窟探検にやってきた同級生の三人。ところが、夜中に起こった不思議なできごとが、かれらを見知らぬ世界に連れだした。どこまでもつづく緑の森をさまよいながら、三人が目にしたものは…。
著者等紹介
荒川じんぺい[アラカワジンペイ]
1946年、栃木県に生まれる。装丁家、エッセイスト、流木造形作家として活躍。八ヶ岳山麓に居をかまえ、大自然と向かいあいながらさまざまな表現活動をおこなう。また、パソコン・ライフへの提言や、自然と親しむことを目的に、子どもたちに手作りクラフトを教えるなど、常に新しい生き方、ほんとうに人間らしい生き方を追求しつづけている
塚本やすし[ツカモトヤスシ]
1965年、東京都に生まれる。絵本や挿し絵、装画など、イラストレーションの分野で幅広く活躍。学生時代は登山部に所属し、山に登り、森の中を歩きまわった経験をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミーコ
40
夏休み特集のコーナーから選んだ1冊です。洞窟で寝てると大地震が・・・ そこから物語が動きだします。実は地震ではなくタイムスリップしてしまい そこから3人の冒険が始まります。洞窟へ行ったまま帰って来なかった節バア・・・ 高校教師をしてた節バア 自宅が火事になり夫も娘も焼死。そのまま、学生達を教えて行く事が出来なくなります。辛すぎる過去には胸が締め付けられそうになりました。3人は無事に元の時代に戻れるのか・・・。大事な事を気付かせてくれるお話でした。2017/08/09
ゆらゆら
0
学校で勉強した縄文時代の話が出てきて、面白かった。2016/05/20
☆みおにゃん☆
0
小学生の頃のお気に入りの一冊。
火星人碧
0
武人、竜也、美穂の数日間の冒険。小学校六年生が太古の時代に入り込んでしまったら。そこでいかにして生き延び、いかにして現代に戻ったのか。もっと事件や苦難があったほうがいいよなあ。2022/04/30
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