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広告コピーってこう書くんだ!読本

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883351794
  • NDC分類 674
  • Cコード C2063

内容説明

いいアイデアやコピーは発想法を知るよりも、自分のアタマを普段から発想体質にしておく必要があります。“発想体質”になるための31のトレーニング法。

目次

序章(はじめに「発想法ではなく、発想体質を」。;「なんかいいよね」禁止。)
第1章 生きたコピーの書き方。(なぜ「たくさん」書かなければいけないか。;一晩で100本コピーを書く方法。;ボディコピーの書き方(超カンタン版)
なぜ「短く」書かなければならないか。「描写」じゃない。「解決」なんだ。
人はコピーでウソをつく。
「アイラブ東日本」のウソ。
書き手のヨロコビ、受け手のヨロコビ(二毛作ジェルのワナ)。
葉っぱから森をつくろう。
おじいちゃんにプレゼントを選ぼう。)
第2章 もっと伝えるために。(「原稿用紙」から世の中へ。;みんなが言いたいことを言わせてあげる。;オールブラックス;日本代表;スキがあるほうが、よくモテる。;カタチだけの納得。ホントウの納得。;ポジティブでなければ、ネガティブアプローチじゃない。;いいメチャクチャ、悪いメチャクチャ。;ダメ出しを制約と思うか、ヒントと思うか。;本当にすごいアイデアって(小さな工夫)。)
第3章 コピーを超えるコピー。(正論こそサービス精神をもって語ろう。;「1対1」と「1対100万」の違い。;企画書だけうまくなってはいけない;そりゃそうだ。そういえばそうだね。そんなんわかんない。;「好きだから、あげる。」はなぜ名コピーなのか?;80年代は納得の時代、90年代以降は空気の時代。;剣豪コピーと将軍コピー。;言葉はキャラクターである。;平凡と非凡。平凡と普遍。)
第4章 広告的「アタマのよさ」。(「くり返すことができる」が、プロ。;エンジンとガソリン。)

著者等紹介

谷山雅計[タニヤママサカズ]
コピーライター、クリエイティブディレクター。1961年大阪府生まれ。東京大学教養学部アメリカ科卒。84年に株式会社博報堂に入社。その後、97年に有限会社谷山広告を設立。現在まで一貫して広告コピーを書き続ける。おもな仕事に、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」、資生堂/TSUBAKI「日本の女性は、美しい。」、新潮文庫「Yonda?」、日本テレビ「日テレ営業中」、キリンビバレッジ/生茶などがある。TCC賞、朝日広告賞、毎日広告賞、新聞協会広告賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

321
KUにて。コピーを書くときに大切な、基本的な理論が簡潔にわかりやすくまとめられた一冊で、すぐに読み進められるものの、重要なポイントがかなりぎっちり詰まっている良書。コピーライターをはじめとした「文字」を職業にした人々は多くの場合「センス」や「奇抜性」なんかを売りにしていると思われがちだけど、じつは「売れるスタイル」を個々人がしっかり構築してコンスタントに生み出せるからこそプロなのだなぁということがとてもよくわかる。2016/08/12

ハッシー

84
★★★★☆ 新潮文庫「Yonda?」、「日テレ営業中」などの名コピーを生み出した著者が20年以上実践してきた「発想体質」になるためのトレーニング方法を紹介した本。言葉を使うプロであるコピーライターの本はどれも分かりやすく、腹落ちする。書かれていることは、他の業界にも当てはまる話だと思うし、とても参考になった。「受け手は、一生、なんかいいよね、なんかステキよねと言い続けます。つくり手は、なぜいいのか、これこれこうだからじゃないか、と考え続けます」確かにそうなんだろう。「なぜ」を考える癖をつけたいと思う。2019/09/02

ユーカ

29
著者は新潮文庫の「yonda?」キャンペーンを生み出した方。私も見習いの時にやらされた「100個つくれ」というようなトレーニング的な話もありつつ、コピーの先にいる不特定多数をどうとらえるか、クライアントとの関係、時代のとらえ方など、実践的で高度な内容が半分以上を占めています。作ったコピーがそれを満たしているか、一つひとつ確認したくなる(笑)。この本にあることって、キャッチコピーだけじゃなくて、何らかのキャンペーンの打ち出しに関わる、あらゆる職種の人に通ずるんじゃないかな?2016/08/22

こうせいパパ

28
「知っているのに意識の下に眠っているようなものを言語化することで蘇らせてあげる。」秀逸なコピーは確かにそんなものが多い気がする。著者の熱意が込められた一冊。2016/09/16

miu

21
人の心を動かす話をするには、コピーを応用すればいいのでは?ってことでこの本。これはね、いろんなところで役立つ気がする。営業や接客の仕事の人は特に。「常識とコピーと芸術」の三分法のところ、面白い。わかってはいるけれど言葉にしにくかった「そういえばそうだね」を言葉にするのがコピー。短い言葉で端的に。感性やセンスよりも論理。日々何となくではなく、何故なんだろう?と頭を働かせることでどんどんコピー脳になっていく。これを続けていけば、いつかひょっこり私的名コピーが生まれるかも。2016/10/17

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