企業価値評価―バリュエーションの理論と実践〈下〉 (第5版)

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  • サイズ A5判/ページ数 506p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478021705
  • NDC分類 336.83
  • Cコード C3034

内容説明

税金の取扱やインフレ下の分析、外貨でのキャッシュフロー予測・資本の見積もりなど、ますます進むグローバル化対応に必携。金融危機を読み解く最新決定版。

目次

第4部 管理編(事業ポートフォリオ戦略;価値創造のための業績管理;M&Aによる価値創造;事業売却を通じた価値創造;有利子負債・資本構成;IR活動)
第5部 上級編(税金;営業外費用、一時費用、準備金および引当金;リース、年金、その他負債;資産計上された費用;インフレーション;外資;ケース・スタディ:ハイネケン)
第6部 応用編(経営の自由度の価値評価;新興国市場における企業価値評価;高成長企業の価値評価;周期的変動のある企業の価値評価;銀行の価値評価;日本における企業価値創造)
資料編(エコノミック・プロフィットとバリュー・ドライバー式;エコノミック・プロフィットとキャッシュフローの等価性;営業フリー・キャッシュフロー、WACC、APVの導出;株主資本コストの算出;レバレッジとPER)

著者等紹介

コラー,ティム[コラー,ティム][Koller,Tim]
マッキンゼー社のパートナー。ニューヨーク支社を中心に、25年間にわたり、企業戦略、M&A、企業価値創造型経営について、世界中のクライアントにアドバイスを行ってきた。コーポレート・パフォーマンス・センターのリーダーであり、グローバルのコーポレート・ファイナンス研究グループのリーダーのひとり。また、企業価値評価と資本市場に関する調査研究を率いる。シカゴ大学ビジネススクール修士課程修了(MBA)

フーカート,マーク[フーカート,マーク][Goedhart,Marc]
マッキンゼー社のシニア・エキスパート。15年超にわたり、事業ポートフォリオの再構築やM&Aなどについて欧州全土のクライアントにアドバイスを行ってきた。欧州のコーポレート・パフォーマンス・センターのリーダーも務める。ロッテルダム・エラスマス大学にてファイナンスの博士号取得。同大准教授としてファイナンスの教鞭も執っている

ウェッセルズ,デイビッド[ウェッセルズ,デイビッド][Wessels,David]
マッキンゼー社を経て、ペンシルバニア大学ウォートンスクール(経営学大学院)准教授(ファイナンス)兼エグゼクティブ教育グループ・ディレクター。ビジネスウィーク誌にて米国トップ・ビジネススクール教官のひとりに選ばれたこともある。カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて博士号取得

本田桂子[ホンダケイコ]
お茶の水女子大学卒業。ペンシルベニア大学ウォートンスクール(経営学大学院)修士課程修了(MBA)。ペイン・アンド・カンパニー、リーマン・ブラザーズを経てマッキンゼー入社。現在ディレクター(シニアパートナー)。2002年度は一橋大学大学院国際企業戦略研究科金融戦略コースの客員助教授を、2002‐04年度は中央大学アカウンティングスクール(会計大学院)の非常勤講師をつとめた。金融機関、プライベート・エクイティ等へのコンサルティングに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

27
図書館で2回(1回で2週間借りることが出来ます)借りて、それぞれ延長しているので、結局2ヶ月かけてようやく読み終えたことになります。😅 下巻もⅣ部の管理編までは、それなりのペースで読むことが出来たのですが、Ⅴ部の上級編、Ⅵ部の応用編になるとガクッとペースが落ちます。 このあたりは銀行員とか専門家じゃないと厳しいと思います。負け惜しみじゃないけど… さすがマッキンゼーのコンサルタントが書くだけのことはあります。 最後の「日本における企業価値創造」の章は、日本人だけに興味深く読むことが出来ました。😀2023/02/15

手押し戦車

8
企業の価値を上昇するのは買収によるシナジー効果も大事だけど、成果や貢献が出来なくなった部門を捨てる時にも評価が上がる。事業売却は売り手が見積もる事業価値以上に買い手が支払った時に価値を創造する。自社で引き出せる価値より高い価格で事業部を買収してくれるベストパートナーを見つけると売却は価値を生む。経営陣は保有事業の見直しを継続的かつ積極的に行い、売却を遅らせる価値の減少を抑え残存する事業の強みを注意深く検討し売却条件に組み込む。本業が強いほど売却により資源を本業に向けて競争力を上げていける2014/12/08

baboocon

7
超速読で読了。要再読。2017/01/22

さーふアザラシ

2
企業の管理の短期、中期、バリュードライバーをイシュウツリーにして(p28)が解りやすい。投資家、マーケットを考えた買収評価。ハイネケンの予想事例。銀行はバーゼル2。難は本の対象が企業の枠から離れている。1w★52022/08/10

horihorio

2
Valuationと言えば、の書籍の応用編・各詳論編。さすがにこれだけ読んで理解し、適用するというのはしんどい。少なくとも上巻を手元に用意し、基本的な用語や議論に慣れていることが前提だと思う。その前提を満たせたのならば、各勘定科目や観点に関して、日本語でこれだけまとまっている本はないので、色々と有益であることは確か。2012/12/18

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