出版社内容情報
システムコールの基本にスポットを当てた初学者向けのリファレンス。LinuxをはじめとしたUnix系OSにおいて、カーネルとプログラム/プロセスの間に位置するシステムコールはAPIという性質上、互換性を保ちつつ着実に進化する部分で、プログラマにとって長く役立つ技術知識です。本書では、Cライブラリ関数やカーネルとの関係などの基礎の基礎も押さえつつ、64bit版をメインに定番および今どきのシステムコールを厳選収録。Linux/FreeBSD/Solaris互換の実機で試せるサンプルコードを満載し、現場で使える1冊をお届けします。
内容説明
本書では、各種システムコールの基礎知識と合わせて、平易なコメント付きでサンプルプログラムを掲載。プログラムを実際にコンパイルして実行することで、システムコールの動作をしっかり押さえられます。また、基本的なUNIXコマンド/簡易版の作成テクニックも盛り込みました。Linuxをメインに、FreeBSDやSolarisもサポートし、長く役立つ技術知識につながる1冊。
目次
第1章 システムコールの基礎知識
第2章 プロセス関連のシステムコール
第3章 ファイル入出力関連のシステムコール
第4章 メモリ関連のシステムコール
第5章 シグナル関連のシステムコール
第6章 時刻関連のシステムコール
第7章 システム属性関連のシステムコール
第8章 ネットワーク(ソケット)関連のシステムコール
第9章 間接システムコール
第10章 「システムコール」で作る簡易版UNIXコマンド
著者等紹介
山森丈範[ヤマモリタケノリ]
大学時代にUNIXを触って以来、仕事でも個人でもUNIX系OSを使用。安くなった中古のUNIXワークステーションを自宅に買い込むなどの時期を経て、今では自作PCにLinuxを入れるスタイルに落ち着いているというプログラマ。C言語、シェルスクリプト、アセンブラでのプログラムを好む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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