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出版社内容情報
IT訴訟の専門家の著者が、難しい判例をわかりやすく読み解き、そこから見えてくるトラブルのポイントや、プロジェクト成功への実践ノウハウを丁寧に解説。
内容説明
難しい判例を読み解き、現場で使える実践ノウハウをやさしく解説。トラブル多発の6テーマをしっかり押さえ、あなたのプロジェクトを成功に導く。
目次
1 契約で地雷を踏まないためのポイント
2 要件定義・変更の責任を理解する
3 検収と瑕疵にまつわる誤解を知る
4 下請けと上手に付き合うには
5 著作権で保護される範囲を心得る
6 情報漏えいとセキュリティの要所を押さえる
著者等紹介
細川義洋[ホソカワヨシヒロ]
ITプロセスコンサルタント。政府CIO補佐官。1964年神奈川県横浜市生まれ。立教大学経済学部経済学科卒。大学を卒業後、日本電気ソフトウェア(現NECソリューションイノベータ)にて金融業向け情報システムおよびネットワークシステムの開発・運用に従事した後、2005年より2012年まで日本アイ・ビー・エムにて、システム開発・運用の品質向上を中心に、ITベンダー及びITユーザー企業に対するプロセス改善コンサルティング業務を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋
6
裁判まで発展したシステム開発失敗集。読むだけでも非常に耳が痛くなる内容ばかり。裁判の判決結果をみて唖然とするような結果も。契約書って、本当に大事だな。技術者って契約書をよく読まないよね。と書かれているが、言い返す言葉がありません……。2017/04/22
静岡茶
3
昔に比べて、より厳密な、納得のいく判決になってきた印象。。こういう時代ものは定期的にキャッチアップしていかないと、リスクになる。 ユーザ企業の方には、本書を読んで「安かろう悪かろう」を感じてほしい。2018/06/03
subuta
3
最終的には「エラい人」が判断しないとどうにもならない事が多いとしつつも、ITシステムのトラブルが企業や社会に与える影響を考えると、個々の担当者も法的に問題となり得る点を把握すべきと説く。人海戦術でのシステム開発が成り立つうちは無理だろうが、いずれは免許制の仕事になるような気がしてきた。2017/04/25
Yuichi Tomita
2
再読。裁判例を踏まえて、システム開発における紛争防止について簡易に述べられたもの。目線はベンダー向け。ベンダー出身で、調停委員も務めた著者なので、現場と紛争の場面の両方の目線から、アドバイスが行われている。ベンダーは、プロとしてときにさユーザーに耳の痛いことも言わなければならないし、ユーザーは丸投げではなくシステム開発でどのようなことを達成したくて、そのための情報を提供しなければならない。 分かっていてもなかなか上手く行かないですよね。2019/06/18
ak
1
昔ながらのソフトウェア開発でよくあるトラブルを判例から学ぶ。2024/10/05