出版社内容情報
ヨーロッパサッカー連盟のインストラクターである著者の提唱するトレーニングについて、その方法、科学的理論を具体的に解説する。
内容説明
本書は、サッカー選手の体力トレーニングに関する最新理論と具体的な方法をまとめたものである。また、本書はヨーロッパのコーチ資格取得に必要な体力トレーニングの基礎知識を網羅しており、国際レベルの最新知識を習得できる。
目次
第1章 体力トレーニングの特徴
第2章 育成年代におけるサッカー選手の身体的発達とトレーニング
第3章 ウォームアップとクールダウン
第4章 トレーニングセッションと心拍数
第5章 有酸素性トレーニング
第6章 無酸素性トレーニング
第7章 トレーニングセッションの計画
著者等紹介
バングスボ,ヤン[バングスボ,ヤン][Bangsbo,Jens]
デンマーク・コペンハーゲン大学運動・スポーツサイエンス学部オーガストクロー研究所教授。2001~2004年ユベントスFC(イタリア)アシスタントコーチとして、2度にわたるイタリアリーダ(セリエA)優勝と2度のイタリアスーパーカップ優勝、2003年にはUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦に進出。ヨーロッパ選手権(EURO2004)ではデンマーク代表チームのコーチングスタッフとして準々決勝進出に貢献した。ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)および国際サッカー連盟(FIFA)の公認コーチ資格を有する。デンマークリーグのトップクラブで350試合以上の出場歴、デンマーク代表としてユースチームとトップチームでプレーした経歴を持つ。世界中の学会やセミナーにおいてサッカーのトレーニング科学とその応用に関する講演を行っている。これまでに200本以上の研究論文を発表しており、数々のスポーツ科学に関する書籍の編者でもある。長年にわたりサッカーの現場で培った経験と最新の研究から得られる科学的知識を結びつける類まれな能力は常に世界中のサッカー関係者の注目を集めている
長谷川裕[ハセガワヒロシ]
龍谷大学経営学部スポーツサイエンスコース教授、同大学体育局サッカー部部長、名古屋グランパスエイト・コンディショニングアドバイザー、NPO法人日本トレーニング指導者協会(JATI)理事、JATI認定上級トレーニング指導者、全米ストレングス&コンディショニング協会特別認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
安松幹展[ヤスマツミキノブ]
立教大学コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科准教授(理学博士)、同大学サッカー部副部長兼コーチ、(財)日本サッカー協会技術委員会フィジカルフィットネスプロジェクトメンバー、同協会公認B級コーチ
上田滋夢[ウエダジム]
NPO法人ASラランジャ理事長兼ASラランジャ京都監督、前名古屋グランパスエイト・テクニカルディレクター、UEFA公認コーチ、スコットランドサッカー協会公認コーチ、オーストラリアサッカー協会公認コーチ、(財)日本サッカー協会公認スポーツマネジャー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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