内容説明
これからの時代は、生物の感覚そのものを代行できるシステムを作り上げ、より高度な機能化社会を創成する必要がある。それは、感性という最も生物的、人間的感覚を定量化する、価値ある情報を得ることである。本書では、食品工学における感性バイオセンサや安全評価技術の実状を明らかにした。
目次
第1章 総論(感性工学とは;食品感性工学)
第2章 食品と味覚・嗅覚(美味学;おいしさの知覚 ほか)
第3章 味覚センサ(原理;基本味応答 ほか)
第4章 においセンサ(酸化物半導体を用いたにおいセンサ;能動型においセンシングシステム ほか)
第5章 新しい感性バイオ・化学センサ(膜インピーダンス計測法;表面プラズモン共鳴法 ほか)