出版社内容情報
ベルクソン神学を重要なモチーフとしてとりあげながら<生命生成のプログラム>の全体を神の情動の変奏という視角から解釈する
〈生命生成のプログラム〉とは何か
ベルクソン哲学には、神の創造的情動エネルギーが宇宙の生成から生命進化を経て、芸術家や神秘主義者において開花するというプログラムが刻まれている。本書はコレージュ・ド・フランス講義録の精読を基盤に、ベルクソン神学に固有な円環構造を解明する。
・それは現れるやいなや夜空に戻ろうとする星を再び出現させる眼のようなものである。
【目次】
はじめに
凡例
第一章 プロティノスとベルクソン神学
1.1 神、生命、生命の飛躍
1.2 ベルクソンのプロティノス講義
1.3 生物進化とその「目的」
第二章 物質と記憶』における「主観性」と円環構造
2.1 知覚と「主観性」
2.2 記憶と「主観性」
第三章 ベルクソンにおける神学的美学
3.1 『試論』におけるベルクソン美学
3.2 有用性の連関と芸術家の認識
3.3 ベルクソン美学と神
第四章 ベルクソン神学における円環構造
4.1 ベルクソン神学と意志の問題
4.2 神秘主義者と神への回帰
補 論 「生命」の発現としての「笑い」
1 社会的「懲罰」と「生命」の働きとしての「笑い」
2 「笑い」と「自由な行為」
あとがき
初出一覧
参考文献
内容説明
〈生命生成のプログラム〉とは何か。ベルクソン哲学には、神の創造的情動エネルギーが宇宙の生成から生命進化を経て、芸術家や神秘主義者において開花するというプログラムが刻まれている。本書はコレージュ・ド・フランス講義録の精読を基盤に、ベルクソン神学に固有な円環構造を解明する。
目次
第一章 プロティノスとベルクソン神学(神、生命、生命の飛躍;ベルクソンのプロティノス講義;生物進化とその「目的」)
第二章 『物質と記憶』における「主観性」と円環構造(知覚と「主観性」;記憶と「主観性」)
第三章 ベルクソン神学的美学(『試論』におけるベルクソン美学;有用性の連関と芸術家の認識;ベルクソン美学と神)
第四章 ベルクソン神学における円環構造(ベルクソン神学と意志の問題;神秘主義者と神への回帰)
補論 「生命」の発現としての「笑い」(社会的「懲罰」と「生命」の働きとしての「笑い」;「笑い」と「自由な行為」)
著者等紹介
川里卓[カワサトスグル]
静岡県生まれ。名古屋大学大学院人文学研究科博士後期課程哲学専攻修了。名古屋大学大学院人文学研究科博士研究員、フランス国立東洋言語文化大学日本学部講師を経て、現在、日本学術振興会特別研究員(PD)及びエディンバラ大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



