出版社内容情報
UXに至る経緯も含め体系的に理解する!
UXという言葉が生まれてからもう20年ほどになるが,いまでは典型的な“バズワード”となっている.すなわち,その概念と方法論については様々なものが混在し,相互の関係も明確にならないまま拡散している状況にある.本書は,この分野の第一人者である著者が,混迷しているUXについて,;歴史的経緯,ロジカルに正しいと考える概念や内容を整理し,その方法論などを解説する.UX従事者およびこの分野に関心のある読者必読の書である.
内容説明
UXとは何か、どうあるべきか。本分野の権威が混迷するUXにくさびを打ち込む!
目次
第1部 先導概念としてのユーザビリティ(ユーザビリティという概念;UXの現状)
第2部 ユーザ(ユーザとその多様性;ペルソナ;シナリオ)
第3部 開発と設計(ユーザ中心設計と人間中心設計;設計プロセスと開発プロセス;デザイン思考;デカゴンモデル)
第4部 UXとUXデザイン(UXという概念;UXの概念構造;UXデザイン;UXの評価)
第5部 関連事項(UXに関連した社会科学の知見;UXに関連した近未来の課題)
著者等紹介
黒須正明[クロスマサアキ]
1978年早稲田大学文学研究科(博士課程心理学専修)単位取得満期退学。日立製作所中央研究所、デザイン研究所でインタフェースやユーザビリティの研究を行う。1996年に静岡大学に赴任してユーザ工学の体系化を行い、2001年メディア教育開発センター教授、さらに放送大学教授としてUXについて研究を進め、2017年に放送大学を定年退職。現在は、放送大学名誉教授。以後、人間と人工物の適切な関係構築という課題に多元的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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にじー
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