私発協働のまちづくり―私からはじまる子どもを育む地域活動

深川 光耀【著】

晃洋書房（2024/03発売）

• サイズ B5判／ページ数 264p／高さ 22cm
• 商品コード 9784771038004
• NDC分類 369.4
• Cコード C3036

出版社内容情報

私の想いが地域活動へと変容していくプロセスとメカニズムを解明

〈私〉の想いからはじまった「地域で子どもを育む活動」のケーススタディに着目し、地域課題解決を可能とする協働のまちづくりの創出にむけた実践的手法と要件を提示する。

地域課題が顕在化する一方、地縁組織の担い手問題も深刻化している。地域を誰がどのようにして担っていくかは、喫緊の課題である。本書では、〈私〉からはじまり、地域との協働を経て創出された、「子どもを育む活動」を事例として取り上げる。子育て世代の参加と課題解決を可能とした私発協働のメカニズムを明らかにすることを通じて、地域への実践的処方箋を提示する。

内容説明

地域課題が顕在化する一方、地縁組織の担い手問題も深刻化している。地域を誰がどのようにして担っていくかは、喫緊の課題である。本書では、“私”からはじまり、地域との協働を経て創出された、「地域で子どもを育む活動」を事例として取り上げる。子育て世代の参加と課題解決を可能とした私発協働のメカニズムを明らかにすることを通じて、地域への実践的処方箋を提示する。

目次

第１章　地域で子どもを育むための「私発協働」に向けて
第２章　子育て世代の特徴からみた地域活動への参加の可能性―真野のまちづくりの継承を目的としたアンケート調査の結果から
第３章　「私発協働」のメカニズム―神戸市真野地区と福岡市小田部校区の事例から
第４章　地域課題の解決を可能とする地域自治組織の組織特性と担い手の特徴―久留米市安武校区の「こども食堂」の事例から
第５章　私発アクターの地域課題の解決の担い手としての可能性―京都市Ａ学区の子ども食堂の事例から
第６章　「私発協働」のメカニズムと要件

著者等紹介

深川光耀［フカガワコウヨウ］
１９８０年佐賀市生まれ（浄土真宗本願寺派　不可称山　妙楽寺）。現在、花園大学社会福祉学部社会福祉学科准教授。コミュニティ政策学会理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[木村あきら]

①まわりをゆるやかに惹きつける私発（真面目、本気ではなく） ②個人の自発性は揮発性で不安定なのでオフィシャルな地域組織と結びつけることが重要 ③信頼のおける第三者からの後援がキー（地域っぽい）

2024/05/07