出版社内容情報
ゲーテ『若きウェルテルの悩み』の悩みとは何だったのか?
叶わぬ恋、進路の悩み、上司との対立、身分差別の壁、ゆううつな気持ち、憧れと限界、絶望と自死など、等身大の若者の悩みを文化的・社会的背景を交えて解説する、ウェルテルを楽しむための必読書。
目次
第1章 小説世界の扉を開く(小説の発想はどこから得たのか?;構成はどのように作られているのか? ほか)
第2章 新しい町で再出発(第一部 1771年5月4日~7月26日)(最初の手紙はどんな感じ?(1771年5月4日)
小説の冒頭でわかる“ゲーテの困った性格”とは?(1771年5月4日) ほか)
第3章 出会いと別れ(第一部 1771年6月16日~9月10日)(ロッテとの出会いはどんなものだったのか?(1771年6月16日)
ロッテはどんな服装をしていたか?(1771年6月16日) ほか)
第4章 絶望の記録(第二部 1771年10月20日~1772年12月23日)(新任地での展開は?(1771年10月20日~1772年4月19日)
仕事の何がつらいのか?(1771年10月20日) ほか)
著者等紹介
長谷川弘子[ハセガワヒロコ]
現在、杏林大学外国語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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