ちくま学芸文庫<br> 村上春樹の短編を英語で読む1979~2011〈上〉

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ちくま学芸文庫
村上春樹の短編を英語で読む1979~2011〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 430p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480099457
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

出版社内容情報

英訳された作品を糸口に村上春樹の短編世界を読み解き、その全体像を一望する画期的批評。村上の小説家としての「闘い」の様相をあざやかに描き出す。

内容説明

英訳された作品を手がかりに村上春樹の短編世界を読み解き、その全体像を一望する画期的批評。短編小説からアプローチすることで、村上がそのデビュー時から、どのような課題にぶつかり、固有の困難を自らに課し、それらを克服してきたかが見えてくる―。上巻では、「言葉」か「物語」かの二者択一という問いに突き当たった「初期」、そして、本格長編『羊をめぐる冒険』以降、はっきりと「物語」に軸足を置くことになった「前期」の作品群をあつかう。英語での講義をもとに日本語で書かれた、平明にしてライブ感あふれる一冊。

目次

序 「井戸」の消滅―『ねじまき鳥クロニクル』から『1Q84』へ
第1部 初期 物語と無謀な姿勢(最初の選択―「言葉」か「物語」か;「無謀な姿勢」はどこから来るか―「中国行きのスロウ・ボート」;観念と初心―「貧乏な叔母さんの話」;「耳をすませる」こと―「ニューヨーク炭鉱の悲劇」)
第2部 前期 喪失とマクシムの崩壊(卑小な「空白」―「午後の最後の芝生」;強奪と交換―「パン屋再襲撃」;「ないこと」があること、「ないこと」がないこと―「象の消滅」;マクシムの崩壊―「ファミリー・アフェア」)

著者等紹介

加藤典洋[カトウノリヒロ]
1948年、山形県生まれ。文芸評論家。早稲田大学名誉教授。東京大学文学部仏文科卒業。著書に『敗戦後論』(ちくま学芸文庫、伊藤整文学賞受賞)、『言語表現法講義』(岩波書店、新潮学芸賞受賞)、『小説の未来』『テクストから遠く離れて』(朝日新聞社/講談社、両著で桑原武夫学芸賞受賞)など多数。2019年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

59
10日くらいかけて上巻を読了。時間をかけて正解な内容だった。下巻にまとめて感想を書くつもり。2019/10/29

ラウリスタ~

13
タイトルで誤解してはいけない。NHKでやってそうな、英語学習用の春樹本ではなく、英語圏での村上研究は、日本語での村上とは別のコーパスを持っており(特に短編小説集)、そのことで今後、日本人だけが村上研究で、部外者になってしまう可能性を指摘。日本小説の、私小説的な「我」にうんざりしていた若き春樹にとって、アメリカ小説(とその翻訳)は、救いになった。社会への無関心が、若者に支持され、大江らに批判されたが、実際には彼の初期小説は、父の中国従軍の記憶、内ゲバ、といった負の歴史を、気づかれないように書いていると深読み2019/12/10

山ろく

3
読みどころは著者の語る「文学作品の解釈の基本のコツ」p186「漠然ともやもやしたものを、そのままに一語にして確保しておく」。「自分の解釈が変な理屈のこね回しになってないか」を「確認する足場にする」。読後感を言葉にしただけでは伝わらない、置き換える、仮説をでっちあげる。という訳で、村上春樹の短編には一体何が、なぜ書かれたのかを次々と「仮説」でもって解釈していく。村上春樹評論のキーワードである「デタッチメントとコミットメント」についての解釈や「井戸」と作品との関わり方の変化など興味深く読めた。詳細は下巻読後。2020/01/27

読書熊

3
村上春樹さんの短編を読み解くことで、長編の背骨になる思想、長編から取りこぼされた問題意識を見ることができる。ここまで深い読みが出来る加藤さんの知性に、驚きっぱなしになりました。2020/01/21

1
☆☆☆☆☆☆2019/11/12

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