政治と音楽―国際関係を動かす“ソフトパワー”

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政治と音楽―国際関係を動かす“ソフトパワー”

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784771035959
  • NDC分類 319.04
  • Cコード C1031

出版社内容情報

ほとんどの政治的な変動の背後には、“音楽”が鳴り響いている。政治学やグローバル・ヒストリーの立場から、音楽ジャンルを横断し、「政治と音楽」を国際関係の中でトータルに捉える。気鋭の国際政治学者たちによる待望の研究書。

内容説明

音楽の向こうに政治が見える。ほとんどの政治的な変動の背後には、“音楽”が鳴り響いている。政治学やグローバルヒストリーの立場から、音楽ジャンルを横断し、「政治と音楽」を国際関係の中でトータルに捉える、画期的な試み。

目次

第1部 政治的動員と音楽(音楽は政治を変えられるか―エストニアの「歌の祭典」;帝国のこだま―イギリス帝国と公共音楽 ほか)
第2部 音楽とアイデンティティ・表象・規範(音楽の「色」が投影するもの―ジャズは何色か;越境するアイデンティティ―アラブ諸国の国歌 ほか)
第3部 グローバリゼーションと音楽(クラブミュージックと直接民主主義のグローバル化―セカンド・サマー・オブ・ラブ以降の電子音楽が変える世界政治;アメリカ軍産メディアエンターテイメント複合体が担う主体形成―政治的なるものとしての日常性 ほか)
第4部 音楽で世界を読み解く(「歌の人間学」としてのブルース―詞で表現する政治・社会・文化;Are you experienced?体験としての音楽―とある授業の実践摘録 ほか)

著者等紹介

半澤朝彦[ハンザワアサヒコ]
英国オックスフォード大学博士(D.Phil in modern history)。現在、明治学院大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

93
「政治と音楽」研究会に集う学者たちの論文12編。エストニアの「歌う革命」、ナチスの音楽統制、米国によるドイツ占領下の文化統制、ジャズ外交、アラブの国歌、社会運動・風刺、軍産メディア複合体など切り口は多彩だが内容は少し散漫。コロナ禍は音楽と政治の関係に本質的な課題を提起したが、それに繋がる論考もない。最も印象的だったのは、大戦中の日本でのユダヤ人音楽家排除の動き。シロタ先生、クロイツァー先生などの恩人が対象となる。攻撃の中心になった評論家たち(吉本明光、堀内敬三、山根銀二、野村光一)に戦後の反省は一切ない。2022/06/09

Hiro

20
いつの時代でも、その時に流行った歌や音楽は重要な意味を持つ。政治と音楽には確かな繋がりがあると感じた。2023/12/25

二人娘の父

9
これまで各論的には研究されてきたであろうテーマ。「政治と音楽」で各人がある意味自由に様々な視点を論じている。それだけで実に楽しい読み物でもある。アラブ諸国の国歌や、アメリカの軍産エンタメの果たす役割など、膝を打つ論文も多い。同僚の娘から勧められて手に取った一冊だが、Z世代にとっての音楽とは何かを、50歳のおじさんが考える意味でも参考になり、興味を深める内容だった。ありがとう、同僚の娘。2022/11/17

Go Extreme

3
政治的動員と音楽: 音楽は政治を変えられるか 帝国のこだま 政治のための音楽、音楽のための政治 音楽とアイデンティティ・表象・規範: 音楽の「色」が投影するもの 越境するアイデンティティ 君が代の起立斉唱拒否 演奏規範とジェンダー グローバリゼーションと音楽: クラブミュージックと直接民主主義のグローバル化 アメリカ軍産メディアエンターテイメント複合体が担う主体形成 グローバルとローカル 音楽で世界を読み解く: 歌の人間学としてのブルース 体験としての音楽 ドン・キホーテの風車2022/06/01

takao

2
ふむ2024/06/15

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