出版社内容情報
ほとんどの政治的な変動の背後には、“音楽”が鳴り響いている。政治学やグローバル・ヒストリーの立場から、音楽ジャンルを横断し、「政治と音楽」を国際関係の中でトータルに捉える。気鋭の国際政治学者たちによる待望の研究書。
内容説明
音楽の向こうに政治が見える。ほとんどの政治的な変動の背後には、“音楽”が鳴り響いている。政治学やグローバルヒストリーの立場から、音楽ジャンルを横断し、「政治と音楽」を国際関係の中でトータルに捉える、画期的な試み。
目次
第1部 政治的動員と音楽(音楽は政治を変えられるか―エストニアの「歌の祭典」;帝国のこだま―イギリス帝国と公共音楽 ほか)
第2部 音楽とアイデンティティ・表象・規範(音楽の「色」が投影するもの―ジャズは何色か;越境するアイデンティティ―アラブ諸国の国歌 ほか)
第3部 グローバリゼーションと音楽(クラブミュージックと直接民主主義のグローバル化―セカンド・サマー・オブ・ラブ以降の電子音楽が変える世界政治;アメリカ軍産メディアエンターテイメント複合体が担う主体形成―政治的なるものとしての日常性 ほか)
第4部 音楽で世界を読み解く(「歌の人間学」としてのブルース―詞で表現する政治・社会・文化;Are you experienced?体験としての音楽―とある授業の実践摘録 ほか)
著者等紹介
半澤朝彦[ハンザワアサヒコ]
英国オックスフォード大学博士(D.Phil in modern history)。現在、明治学院大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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