内容説明
本書は、日本水産学会シンポジウムの記録をとりまとめたものである。健康に対する水産生物由来の機能性成分の医学的解明とその利用、および関連する研究方法とその成果が簡潔に記載され、その分野の最新の状況が述べられている。
目次
第1編 健康性機能(肥満と水産物;食欲と水産物―新規なbrain foodsとしての水産物 ほか)
第2編 水産食品の嗜好性(水産脂質の嗜好性;水産物の呈味成分と脂質の味覚応答 ほか)
第3編 流通・加工中の機能成分の変化(脂溶性機能成分の安定性;流通中の脂溶性機能成分の変化 ほか)
第4編 機能成分の食品素材化(中間素材の開発;組織化技術 ほか)
著者等紹介
山沢正勝[ヤマザワマサカツ]
水産庁日本海区水産研究所企画連絡室長
関伸夫[セキノブオ]
北海道大学大学院水産科学研究科教授
奥田拓道[オクダヒロミチ]
愛媛大学医学部医化学第二教室教授
竹内昌昭[タケウチマサアキ]
東京農業大学客員教授
福家真也[フケシンヤ]
東京学芸大学教育学部生活科学科教授
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