目次
第1章 「働く」って、こういうことなんだ(ディズニーランドで働き始めたのは、ほんの軽い気持ちから;「怒る」のではなく「叱る」ということ ほか)
第2章 「教える」って、どういうことなんだろう(最初に受けた感動は絶対忘れないんだよ;教えないことが逆にトレーニングになることもあるんだ ほか)
第3章 「本当のサービス」って、なんだろう(“一握りの勇気”も大切なサービスなんだ;本当にお客様を大切に思うなら ほか)
第4章 テーマパークはいろいろなことを教えてくれる(自分のいっていた「サービス」って;本当の自分と直面させられる;一人ひとりにそれぞれのストーリーがある)
著者等紹介
香取貴信[カトリタカノブ]
1971年、東京都生まれ。もとはヤンキー少年だったが、高校1年のとき(1987年)に東京ディズニーランドでアルバイトを始め、日々の体験のなかで「仕事」「教育」「サービス」の本当の意味をつかみ始める。1995年、レジャー施設等の現場運営コンサルティングを行なう(株)SHUU研究所に入社。ディズニーランドでの知識と経験を活かし、各地のテーマパークで「来場するすべてのゲストに笑顔と素敵な思い出を」をテーマに活動している
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
26
★★Audible。興味があったのに、内容があまり入ってこなかった。2017/11/16
acesmile@灯れ松明の火
21
一人の青年が仕事(接客業)を通して成長していく記録。私は以前に販売員を約15年間経験しているので前半では「こんなの基本だよ」とか「そんな事も理解出来ないの?」とか思って読んでいたが後半から段々目からウロコ的な内容も含まれてきた。「我々にとっては沢山の中の一人のお客様だけれど、お客様にとっては一度きり」的な内容は既知であったが具体例が極限だったのはちょっと唸らされた。「下手でもいいんだよ」に関しては「そうか、なるほど」と思った。やはり一生懸命な人は周りから見ていても気持ちいい。結構自己啓発されてしまいました2011/08/18
まめタンク
15
恥ずかしいこと、辛いこと色々とあるかもしれませんが、ヘタでもいいから一生懸命にやる。その先に成功が待っているのかもしれません。遅刻したバイトに目覚まし時計を売る人、遅刻を真剣な眼差しで心配する人、後輩の事を心から愛している人。この本を読んでディズニーランドに行きたくなった。まだ一度も行った事はないけど、このわくわくが止まらない。2011/06/18
akira
9
特別いいなと思えることはなかった。新社会人が一つ一つのエピソードを通して学んでいく働く人間としての常識を、実体験を元に語っている。でもせっかくディズニーランドなんだし、そこでの特色がもっとあっても良かったのではと。「ディズニーランドに来るゲストは半年前から貯金し始める」という視点は、同じようにサービスを提供する者として大事にすべきだと思った。お客様にとってはその一度のサービスや商品が全て。提供者としては当たり前のワークでも全ては受け取る方のために。2013/01/15
Humbaba
8
自分の仕事に責任を持つ。それは、仕事をする上で最も大切なことである。自分が仕事をするだけであればまだコントロールし易いが、仕事をしているうちに他人を使うことが必要になることもある。その時には、相手に合わせて仕事の振り方を考える必要がある。ある人にとって適切な方法が、他の人にとっても適切であるとは限らない。2014/09/11