出版社内容情報
ベテラン経営者もなぜか落ちてしまう「経営の罠」。その正体を、日本を代表する経営学者が事例に基づいて解明する失敗研究の書。
内容説明
経営戦略の定石を語る本は多いが、なぜ失敗してしまうのかを理詰めで語る本はほとんどありません。本書は、勝つための戦略の研究に長年携わってきた著者が、なぜ失敗の落とし穴にはまってしまうのかという逆転の視点から、経営戦略を解説するもの。「ビジョンを描かず、現実ばかりを見る」「不都合な真実を見ない」「大きな真実が見えない」「似て非なることを間違える」「絞り込みが足りず、メリハリがない」「事前の仕込みが足りない」など、落とし穴にはまるパターンとそれをいかに防ぐかを解き明かします。
目次
ついついはまる、落とし穴
1部 思考プロセスの落とし穴(ビジョンを描かず、現実ばかりを見る;不都合な真実を見ない;大きな真実が見えない;似て非なることを間違える)
2部 戦略内容の落とし穴(絞り込みが足らず、メリハリがない;事前の仕込みが足りない;段階を追った、流れの設計がない;正ばかりで、奇も勢いもない)
人間性弱説の戦略論
著者等紹介
伊丹敬之[イタミヒロユキ]
国際大学学長、一橋大学名誉教授。1969年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、72年カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了(Ph.D.)、その後一橋大学商学部で教鞭をとり、85年教授。東京理科大学大学院イノベーション研究科教授を経て、2017年9月より現職。この間スタンフォード大学客員准教授等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かんちゃん
Bun-ichi Kawamoto
たまご
Kiyoshi Utsugi
Mitz