「客観報道」の裏側

「客観報道」の裏側

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768467565
  • NDC分類 070.4
  • Cコード C0030

内容説明

新聞やテレビは主権者たる国民に代わって公権力を監視しチェックする使命をきちんと果たしているでしょうか。自由を奪おうとする相手に敢然と立ち向かっているでしょうか。ライバルとの激しい競争の中で、公権力との間に本来保つべき距離を忘れたメディアもまれではなくなっているのではないでしょうか。むしろ、権力者や権力機関と密接な関係にあることを誇るメディア企業経営者さえいます。そして「報道の自由」の名の下に市民の人権を侵害する場面も少なくありません。本書はそうした問題意識に基づく考察をまとめました。

目次

第1章 報道と報道姿勢を考える(「客観報道」という名の権力追随;オフレコ取材は誰のためか;情報の最終判断者は読者)
第2章 報道と法を考える(「報道の自由」と「取材の自由」;新民訴法から消えた証言拒絶権;報道の自由を脅かす盗聴立法 ほか)
第3章 報道と捜査を考える―その生理と病理(思い込み;同床異夢;有罪推定)
提言 記者クラブを出て街を歩こう

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

20
△書いている内容は成る程と思える話もありますが、根底に著者のマスコミは反権力であるべきという思想があるように感じられ、結論ありきの客観性に欠ける話に思いました。2022/04/19

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