弱さでつながり社会を変える―渡邊洋次郎対談集

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弱さでつながり社会を変える―渡邊洋次郎対談集

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784768459461
  • NDC分類 368.04
  • Cコード C0036

出版社内容情報

青年期に非行・犯罪行為を繰り返し、現在は薬物・アルコール依存と共に生きる渡邊洋次郎さん。生きづらさを抱えながらみんなで「なんとか生きていく」方法を探るための対談集です。精神医療・若者支援・心理療法・教育・宗教など、多様な領域の実践者・研究者との対話を通して、自らの傷と向き合いながら、誰もが生きやすい社会のあり方を考えます。

内容説明

青年期に非行・犯罪行為を繰り返し、現在は薬物・アルコール依存と共に生きる渡邊洋次郎さん。生きづらさを抱えながらみんなで「なんとか生きていく」方法を探るための対談集です。精神医療・若者支援・心理療法・教育・宗教など、多様な領域の実践者・研究者との対話を通して、自らの傷と向き合いながら、誰もが生きやすい社会のあり方を考えます。

目次

対談1 渡邊洋次郎×松本俊彦 自己責任社会で弱さを抱えて生きていく―薬物・アルコール依存の経験から考える(「困った患者さん」の過去と未来を描いた援助者必読の書;「困った人」は「困っている人」;自助グループの条件づけしない関係性が大事;患者の未来像を楽観的に描いてほしい;援助者自身のトラウマや傷のケアも必要)
対談2 渡邊洋次郎×村木厚子 犯罪は弱さや生きづらさの裏がえし―刑務所しか居場所がない社会をどう変えるか(生きづらくても福祉につながれない;犯罪も刑務所も「好きでやってるんでしょ」と言われる ほか)
対談3 渡邊洋次郎×伊藤絵美 弱さでつながり、弱さに応える―「内なる子ども」の声に耳を傾ける(「おかしな子ども」にも理由がある;スキーマ療法とはなにか ほか)
対談4 渡邊洋次郎×小国喜弘 どんな自分でも「ここにいていい」と思える場所を「みんな」でつくる(障害/健常に分けることの違和感;「しんどい子」を「みんな」で見守る学校 ほか)
対談5 渡邊洋次郎×高木慶子 回復とスピリチュアルケア―大いなるものを信じる(「スピリチュアリティ」とはなにか;自分が神様になってはいけない ほか)

著者等紹介

渡邊洋次郎[ワタナベヨウジロウ]
1975年、大阪府生まれ。介護福祉士。十代から鑑別所入所、少年院入院を繰り返す。20歳からアルコール依存症等で精神科病院へ48回入院。30歳からの刑務所服役後、自助グループへつながり、回復の道を歩み始める。現在、依存症回復支援施設で職員として働きながら、啓蒙活動や海外の自助グループとの交流を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ネギっ子gen

58
【本当に出会うということが、今の生きづらさばかりの世界を変えていける一歩になる】非行・犯罪行為を繰り返した末に、今は依存症回復支援施設で働く著者が、多様な領域の5人(精神科医の松本俊彦、元厚労省事務次官の村木厚子、公認心理師の伊藤絵美、教育学者の小国喜弘、心理学者・神学者の高木慶子)と対談。生きづらさを抱えながら、みんなで「なんとか生きていく」方法を探る。著者は、<これまで生きづらいと感じていたことが、私個人の問題というだけではなく、多くの人にも共通する社会問題なのだと捉え方が変わりました>と――。⇒2024/11/28

ぽぽる

0
著者と対談者が示しているような価値観から、この社会はますます離れていっているように思う。たとえば、障害と健常をはっきり分ける事への違和感が提示されるが、よくよく考えてみれば当たり前の事であり、それは線引きの問題であって、実際はスペクトラムというか地続きである。その線引きとはそもそも恣意的であり、時代や社会、政治や制度などによっていくらでも変わり得る。実利的な面から分類する事は仕方がない面があるのかもしれないが、前述した恣意性の認識が知識として、あるいは知恵として、前提にあるかないかでは大違いである。2024/04/06

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