目次
『新しい歴史教科書』と文学の歴史観
文学にとっての歴史意識のこと
朝鮮半島の変化と文学と―趙廷来『太白山脈』から
歴史の荷重と耐久力と―芥川賞の二作品を読む
戦後天皇制と日本文学
21世紀へ、今日の時代と民主主義文学
それは批評たり得ているか
いのちを引きだす批評のこと、など
阪神・淡路大震災と創造・批評への問い
文学創造と企業社会の変化
革命のソ連から嵐の日本へ―1930年代初頭の宮本百合子
現実にそそぐ、具体の目―1931年~1934年の百合子の評論などから
赤いリンゴも青かった―民主の根づきに心くだく百合子の戦後
多喜二の時代と現代と
著者等紹介
新船海三郎[シンフネカイサブロウ]
1947年、北海道生まれ。新聞記者などを経て評論活動に。日本民主主義文学同盟員、日本文芸家協会会員
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