いま読む!名著<br> 投機は経済を安定させるのか?―ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』を読み直す

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いま読む!名著
投機は経済を安定させるのか?―ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』を読み直す

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768410080
  • NDC分類 331.74
  • Cコード C0333

出版社内容情報

ケインズ経済学の根底には投機の問題がある。マネーゲームの側面があまりに肥大化すると社会は不安定化する。彼の投機活動を追う。

伊藤宣広[イトウノブヒロ]
1977年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(経済学)。立教大学経済学部助手、助教を経て、現在、高崎経済大学経済学部准教授。著書として
『現代経済学の誕生――ケンブリッジ学派の系譜』(2006年、中央公論新社)、『ケンブリッジ学派のマクロ経済分析――マーシャル・ピグー・ロバートソン』(2007年、ミネルヴァ書房)、Keynes and Modern Economics(共著、2013年、Routledge)
など。

内容説明

本書はケインズ経済学の根底にある投機の問題を考察することでマネーゲームに沸く現代社会に警鐘を鳴らしたケインズのメッセージを読み解く。20世紀を代表する経済学者ケインズは百戦錬磨の投機家でもあった。その主著『一般理論』にはリアルな相場体験に裏打ちされた洞察が息づいている。

目次

序章 投機と投資
第1章 ケインズと『一般理論』
第2章 ケインズ経済学の栄枯盛衰
第3章 ケインズにおける投機と投資
第4章 投機をめぐる経済思想
終章 ケインズと現代

著者等紹介

伊藤宣広[イトウノブヒロ]
1977年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(経済学)。立教大学経済学部助手、助教を経て、高崎経済大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiki

5
古典派経済学は、失業は高賃金で雇用に群がるために生まれるものだから賃金カットで需要を減らせば改善するという市場を無視したもの。一方、ケインズ経済学は、失業の真の原因は労働市場ではなく金融市場にあり、賃金が高すぎる(ある賃金で人を雇いたいという需要より働きたいという労働供給が多い)ためではなく有効需要が不足するために失業が発生すると説いている。投機が貨幣の流動性と資本を刺激する。利子率が貨幣の流動性と供給量で決まる。利子率と資本で投資需要が決まる。消費需要と投資需要で有効需要が決まり、雇用量が決まる仕組み。2017/03/19

r_ngsw

1
こちら、「投機は経済を安定させるのか?: ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』を読み直す」なんてえらく長いタイトルで、サブタイトルに「ケインズ『雇用・利子(以下略)』・・・」と書いてますが、どちらかというと、投機家としてのケインズ、により焦点をあてたもの、と私は解釈しました。そっちのほうがアタマに残っただけか? 続き→ https://goo.gl/Qxtwh02017/04/25

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