目次
非栄養素の分子栄養学の概説
第1編 解毒代謝・炎症の分子栄養学(フラボノイドによるAhR形質転換抑制機構;ニンニク成分の遺伝子発現を介した生理作用;Nrf2・ARE経路の食品成分による活性化;食品成分による転写因子を介した腸管上皮解毒輩出系の制御;食品由来フラボノイドのマクロファージを標的とした機能性発現機構)
第2編 がん・脂質代謝の分子栄養学(DNAマイクロアレイにみるイソチオシアネート化合物の生体調節機能;食品因子センシングの調節による食品因子の機能性増強;抗肥満性ホルモンFGF21の転写制御と機能性食品成分;リポタンパク質受容体ファミリーを介する生体恒常性の維持機構)
第3編 骨格筋の分子栄養学(骨格筋量とエストロゲン受容体βアゴニスト―大豆イソフラボンの可能性;運動によるAMPキナーゼ活性化と転写制御による代謝改善効果;ポリフェノールによるPPAR機能制御と骨格筋代謝改善効果;萎縮筋における細胞内シグナルとその制御による筋萎縮治療;遺伝子改変動物を用いた分枝アミノ酸の生理機能研究の新展開;転写調節因子FOXO1、PGC1αによる骨格筋機能の遺伝子発現制御)