戦争が立っていた―戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦中編

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戦争が立っていた―戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦中編

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  • サイズ A5判/ページ数 234p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766002133
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

出版社内容情報

『暮しの手帖』創刊70周年記念出版 「戦中・戦後の暮しの記録」シリーズ第2集
あの日々を忘れず、伝えてゆきたい。

2017年に、『暮しの手帖』誌上で行った戦争体験の原稿募集に応じて届いた自筆と聞き書き、全2390通の投稿より選ばれた、庶民の記録。昨夏刊行の第1集『君と、これから生まれてくる君へ』に次ぐものとして、本書では手記、手紙、絵、写真――44点に、1967年募集時の未公開応募作10編を付しています。あたりまえに生きられなかった「あの日々」のこと――。ひとつひとつの投稿が、戦時下の「出来事」を教えてくれています。

目次
[目次]
まえがき:すべての手記が教えてくれること

Ⅰ いつも「戦争」があった
寅年三人の千人針(千村裕子)/素抜ぎ糸(内田美代子)/センチイク(後藤登志恵)/ダラ汲み糞闘記(中村新二郎)/葛糸のつくり方(刈部絹江)/昭和の子(木内ハルヱ)

Ⅱ あの頃の女たち
いったい誰が誰のために(佐久間操)/私は戦います(久保田幸子)/死ぬも一緒、生きるも一緒(南慶子)/二年間の赤十字救護看護婦(庄司よすゑ)/十五歳のあの夏の日(井上信子)セピア色の乙女たち(原田貞子)/特攻機のお守り箱づくり(前川幸美)/脱走、そして郵便配達員に(葛岡八千代)

Ⅲ 死にませんように  
私だけ残された(森田剛)/かあちゃんがまだだ(平松激人)/甲子園の焼夷弾(西一郎)/おまえ、命びろいしたぞ(大石徳雄)/グラマンだ!!(竹澤卓)/生き地獄(大饗かをる)/ターコイズブルーの布切れ(鳥海峰子)

Ⅳ さまよう子どもたち 
如何に在ます父母(原祥子)/夾竹桃の花(寺西紀海子)/あ、これで終わった(小原かをり)/海軍士官とベートーベン第五交響曲(松田祥吾)/足らぬ足らぬは(萩原淑之)/おこげにぎりを頰ばりて(木村節子)/アザミの花と父(小川八重子)/都立光明学校(今西美奈子)

1967年の手記
わたしはここがいいよ(磯谷文子)/子供を助けて(村松麗子)/転輪の巨砲(椿宏道)/はじめてのパーマネント(小林つゆの)/四角い鉄の棒(木村セツ子)/お母ちゃん、僕も行ってやるっ(村上みわ)/療養生活(中嶋敏雄)/受験させてください(安島秀子)/娘の休暇(村井栄)/先生と一緒に行く(下澤幸子)/おか平絵日記(平岡峯太郎)

Ⅴ 王道楽土の逃避行
小さな小さなのど仏(佐藤博子)/三十八度線を突破(中村温子)/サイパン島に眠る父よ弟よ(小玉和子)/呼ばれた者だけ回れ右(西玉弘)/外地からの便り(廣田公男)

Ⅵ お国のために
下駄ばきで「ヤー」(守屋允子)/肉片を集める(越田直滋)/或る老人の独り言(大竹信夫)/僕の挨拶(西田唯司)/三島兄(首藤ゆり)/戦時下の農学校獣医畜産科(田中義夫)/さよなら若い水兵さん(尾澤寿栄子)

Ⅶ 特攻の記憶
無事生還を遺憾に思う(末吉初男)/特別攻撃隊(深川不元)/陸上特攻の記憶(河本富夫)

あとがき

内容説明

ひとつひとつの投稿が教えてくれる、戦時下の「出来事」。『暮しの手帖』で原稿募集を行い、一冊にした『戦中・戦後の暮しの記録 君と、これから生まれてくる君へ』(2018年)の続編。前作で惜しくも選外となった投稿と、「貴重資料」として暮しの手帖社に眠る1967年募集の秘蔵原稿を、半世紀の時を超えて収録。あの日々を生き抜いた体験がここにある。

目次

1 いつも「戦争」があった
2 あの頃の女たち
3 死にませんように
4 さまよう子どもたち
1967年の手記
5 王道楽土の逃避行
6 お国のために
7 特攻の記憶

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

28
普通の人たちの暮らしを書いていますが、淡々とした記述の中に壮絶さを感じました。読んで良かったと思える一冊でした。2022/09/11

大島ちかり

5
毎日、戦争は絶対にしてはいけない。と強く思います。戦争は急に来て、今では考えられないことが日常になり、全てを失っても誰も何もしてくれない。そんなことが起きそうな予感がこの頃あるそうです。毎日の生活を気を引き締めていかないといけないと、思いました。 2019/08/09

まめ

0
食糧難、モンペ姿。それはずっと昔からあったのではない。戦争が始まって徐々に、今の私たちの暮らしと変わらない生活をしていた人が、そこまで追いやられていった。 銀座の街をお洒落して闊歩し、都会の学校でワンピースを着て、学問を志し進学して、そんな生活だったのに、誰が、何が。今で言う大雨警報と同じように、空襲警報が夜間鳴り響く日々。そこには、今の私たちとおんなじ人がいることを忘れてはいけない。2020/08/11

oritako

0
一つ一つの手記を読むのに、やはり時間がかかった。壮絶な経験が、月日を経て言葉になってまとめられた本。2019/10/17

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