目次
1 前菜サラダとスープ(エストニア―ラッソリーエ ビーツとじゃがいものサラダ;ラトビア―スクランドラウスィス にんじんとポテトサラダの二層タルト;旧東ドイツ/エストニア―ズュルツェ/スルト 肉と野菜のゼリー寄せ ほか)
2 メインディッシュ肉と卵の料理(旧ソヴィエト連邦―ベフストロガノフ・イズ・クリツィ チキンストロガノフ;中東欧諸国全域―シュニッツェル/コトレティ カツレツ、トンカツ;ベラルーシ―マチャンカ 豚肉のサワークリーム煮 ほか)
3 米料理、ベーカリーフードとデザート(全地域―基本の黒パン;旧ソヴィエト連邦―ブリヌィ ロシアのクレープ;グルジア―ヒンカリ スープ入り餃子 ほか)
著者等紹介
イスクラ[イスクラ]
1975年生まれ。福岡大学人文学部ドイツ語学科卒。旅行会社勤務を経て、2005年にヨーロッパ旧社会主義国の雑貨を販売するウェブショップ「イスクラ」をオープン。2011年、東ドイツの居住空間を再現した「デーデーエルプラネット」、2016年東ドイツ民生品展示室「コメット」を運営。同店閉鎖後「イスクラ」の運営を継続しつつ、旧社会主義国の食文化を再現しレシピをまとめた『社会主義食堂』(本書のベースとなったもの)や、東欧諸国の雑貨デザインをまとめた『コメコンデザイン』のリトプルプレスをシリーズで執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
68
読み友さんからのご紹介です。全編良かったです✨✨✨質素だけどボリュームたっぷり、愛情もたっぷりなレシピ集。ロシアでは魚料理を沢山食べていました。お菓子もいっぱい作ってもらいました。懐かしいなぁ・・・涙目・・・😢ロシア以外の東欧諸国に是非是非旅してみたいです。2022/02/02
syaori
61
中東欧からソヴィエトロシアまで、かつての社会主義国のレシピを再現した一冊。オリヴィエサラダやペリメニなどおなじみのロシア料理のほか、ズゥルツェ(肉と野菜のゼリー寄せ)やグヤーシュなど東ドイツやハンガリーの料理も紹介されているのがうれしいです。料理を盛った食器やカトラリーも社会主義時代のものという凝りようで、最後に紹介もあるのですが、赤地に大きな白の水玉などレトロモダンな趣の可愛いものが多く欲しくなってしまいます。作者が探した「社会主義時代スタイル食堂・カフェ」の紹介も当時の生活を偲ばせて、楽しい本でした。2021/05/19
たまきら
35
読み友さんの感想から。この素っ気なさ、質実剛健さ、好きだなあ~。共産圏には中国以外行ったことがないんですが、文化は違えどなんかおんなじにおいがするんだよな~。この本がすごいのはレシピがついているところ、発音もついているところ。これならいつか行ったときに注文できるのう。ヒンカリの先っぽを残すのは贅沢ではなく生だから、というのはぜひ覚えておかねば。2021/12/01
夏
29
東欧旧社会主義国って当たり前だけど馴染みのある場所じゃない。だけどそれぞれの国の料理を知ったことで、ちょっとだけその国のことを知った気分になれる。この本の中にはおいしそうな料理がいっぱいある。見たことありそうなやつや、まったく見たことないもの。見た目が真っピンクのスープとか(知ってる人たくさんいそうだけど笑)、さくらんぼのスープとか、あと日本のトンカツやお好み焼きや水餃子っぽいのもあって、世界にはたくさん料理があるんだなと思った。どれもこれも家庭で作れそうなので、おいしそうなやつ片っ端から作りたい!2020/11/30
サラ
25
ノスタルジア喫茶を先に読んだけどこちらが第1弾だった。喫茶に比べるとレシピ本要素がかなり強い。煮込み料理が多いので、料理初心者の私でもできそう!食材を見かけたら作ってみたい。元ソ連の国々が今大変なことになってるが、現地の人々が穏やかにこれらの料理を楽しめることを願う。2022/02/22
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