出版社内容情報
技術の進歩とともに変貌を遂げてきた20世紀のビジネス。その牽引役となった経営手法や新製品、トップリーダー、経営学者などを振り返る、マネジメントの百年史。
内容説明
19世紀を産業化の時代と呼ぶのなら、20世紀はまさにマネジメントの時代であったといえるだろう。本書は、20世紀のマネジメントを構成するさまざまな要素を集め、その理論と実践がどのように発展してきたのかを、深い洞察を交えながら振り返る。偉大な経営思想家、実業家の人生や時代背景、そして彼らが創造した組織の輪郭を改めて見つめ直すことで、明日につながる何かが見えてくることだろう。
目次
第1章 1901→1910・ストップウォッチ・サイエンス―「科学的管理法」の登場
第2章 1911→1920・モダン・タイムス―フォードの大量生産ライン
第3章 1921→1930・組織の発見―アルフレッド・スローンの経営モデル
第4章 1931→1940・人間の発見―ホーソン実験と動態的管理
第5章 1941→1950・戦時中の教訓―品質管理と日本の再生
第6章 1951→1960・夢の生活―マーケティングの興隆と人間関係学派
第7章 1961→1970・戦略の理解―ドラッカー、チャンドラー、アンゾフ、ミンツバーグ
第8章 1971→1980・組織的な麻痺―ヨーロッパ型の企業経営
第9章 1981→1990・エクセレントな冒険―日本的経営への注目
第10章 1991→2000・新しいパワーバランス―ABB、GE、トヨタ、デル
第11章 マネジメントの現状―21世紀に向けて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
4492tkmt
5
大学時代は、経済学部だったので、内心、「商学部(会計・経営)」なんて家計簿つけるのに毛が生えたくらいで、学問じゃないだろうと馬鹿にしていたのを思いだした。MBAができた時代背景や、トヨタ、デル、GEなどの経営に触れられてはいたものの、通史だけあって、さらっと流してる感じは否めず、10年ごとに章が区切られているので、流れの因果関係も語られず、ちょっと、伝わりづらかった。どうも、向こうのビジネス本とは相性が悪いなぁ・・・。2023/05/04
本は栄養
3
マネジメントの変遷について、時代背景と関連付けて理解することができた。確実性から不確実性への時代と変化し、「学習」というワードがキーワードになるであろうことを感じた。また、意思決定の際には、明快な答えを求めがちであるが、明快でない「ソフト」な部分(=人間的な部分)を無視して行った意思決定は長続きしないということもひしひしと感じることができた。①「不確実なもの」へのおそれをなくし②人間的な部分を忘れず、③「学習」を意識して、今後の活動にも取り組んでいきたい。2014/04/28
クスモク
3
経営に関する考え方の変遷が読めます。それぞれに背景があり、なぜそのような考え方が生まれたのかを知ることができます。2009/10/28
qwel21
3
1901年からのマネジメントの変遷が書いてありました。2008/02/11
hyoshiok
2
19世紀が産業化の時代であったとするなら、20世紀は経営(マネジメント)の時代といってよい。本書は十年ごとに、ストップウォッチ・サイエンス(科学的管理法の登場)、モダン・タイムス(フォードの大量生産ライン)、組織の発見、人間の発見(ホーソン実験と動態的管理)、戦時中の教訓、夢の生活、戦略の理解、組織の麻痺、エクセレントな冒険、新しいパワーバランスと名付けて、その時代時代のマネジメント手法を解説している。経営学を専門で学んでいない自分のようなものには経営学の発展の歴史を概観する上で非常に参考になった。2017/12/04
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