目次
第1章 マイクロ波技術のための化学の基本(化学とはどのような学問か;物質とは;物質の状態:気体、液体、固体;物質を構成する単位の運動;温度の考え方)
第2章 化学平衡と化学反応速度(化学平衡の考え方;化学反応の速度の扱い方と理解)
第3章 マイクロ波はどのように物質と相互作用するか?(マイクロ波照射下の発熱現象の理解;誘電率と誘電損失を化学の目で考える;マイクロ波加熱の特長:加熱モードと局所加熱現象;マイクロ波照射下で見られる反応促進と特殊効果)
第4章 マイクロ波工学(電波と波;マックスウェル方程式と電磁気学;電磁波の特徴;電磁波の伝送線路;高周波回路で扱うパラメータ)
第5章 マイクロ波化学におけるシミュレーション(シミュレーションの目的;固有値計算;ドリブンモードでの計算;パラメトリックスイープ;マイクロ波工学からマイクロ波化学へ―マルチフィジックス;ミクロスケールの取り扱い)
付録A
著者等紹介
藤井知[フジイサトシ]
1985年筑波大学第三学群基礎工学類変換工学専攻卒業。2023年(独)物質・材料研究機構特別研究員
和田雄二[ワダユウジ]
1977年東京工業大学工学部化学工学科卒業。2023年10月より一般社団法人ZeroC代表理事。その間、中華人民共和国江蘇大学客員教授(2004)、西南科技大学客員教授(2016)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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