出版社内容情報
アーティスト(現代美術家)の中島晴矢氏の、約2年間にわたるWEB連載を纏めた著者初の単行本。現代美術作家、中島晴矢による東京画。町屋、渋谷、麻布ほか、街歩きを通して描かれるエッセイと油絵。変貌し続ける東京の過去と現在がここにある。「おそらく芸術は、その時々に自らの〈いま・ここ〉を記述することができる最良の手段の一つである」--中島晴矢
内容説明
現代美術作家、中島晴矢による東京画。町屋、渋谷、麻布ほか、街歩きを通して描かれるエッセイと油絵。変貌し続ける東京の過去と現在がここにある。
目次
第1号 浮浪する根拠地―町屋風景
第2号 洞穴の気怠い面々―西台アパート
第3号 谷の底の悪所―MIYASHITA PARK
第4号 文学の死霊たち―外濠端景
第5号 丘の上のヴァレーズ―麻布風景
第6号 田園都市の憂鬱―港北ニュータウン
第7号 〓東のオルタナティヴ―大川水景
第8号 千歳烏山の芸術家―アトリエクロー
プリコラージュ油彩画と東京ヴァナキュラー現代美術の行方(佐藤直樹)
著者等紹介
中島晴矢[ナカジマハルヤ]
1989年神奈川県生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業、美学校修了。現代美術、文筆、ラップなど、インディペンデントとして多様な場やヒトと関わりながら領域横断的な活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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