感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
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図書館除籍本。『寒村自伝』によると、夢二は白馬会研究所にばかり通っていたという(45頁)。人間の仕事はその量のみで評価することはできない(49頁)。質だ。1912年夏、夢二は京都で過ごしたという(74頁)。いつの時代にも文化から疎んじられ勝ちなのが生活面。港屋で夢二が咲かせた1本いっぽんの花々のもつ意義は大きいとい(92頁)。45歳の恋:日本の読書界をわかし、青年男女の魂を魅了した夢二の生涯。たまきから彦乃へ、お葉と順子までの女性遍歴が、漂白の詩画人をめぐって浮彫にされた(236頁)。もてまっせ? 2017/02/08
lovejoy
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★★★★2024/04/22