内容説明
放射線の単位「シーベルト」を理解している人はいるだろうか?放射線の単位はなぜ変更されたのか?妊婦や子どもに20mSvの被曝を許してもよいのか?福島産の農作物を食べても大丈夫なのか?放射線への誤解と混乱の原因をあきらかにする。
目次
フクシマにおける放射線の誤解と混乱
放射線とはなにか
放射線は人類の幸せにいかに貢献してきたか
放射線が人体へ与える影響
内部被曝とは
確定的影響と確率的影響
放射線から身を守るには
放射線防護の社会的枠組み
放射線の単位変更の謎
少しの放射線は、危険なのか心配ないのか
著者等紹介
名取春彦[ナトリハルヒコ]
1949年東京生まれ。東北大学大学院医学研究科博士課程修了。癌研付属病院、東北大学医学部、メモリアルスローン癌センターを経て、1989年から獨協医科大学に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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