内容説明
うつわと料理が出会う、中華料理シェフと中国食器コレクターの饗宴。骨董美術雑誌「目の眼」にて連載された「厨人×器人 脇屋友詞と器の饗宴」を書籍化。
目次
粉彩花散文盤・椒麻香鶏片
粉彩蟋蟀花文盒・蓮子炒芋〓
青花楼閣山水文暖盤・塩爆炒双脆
朱彩登龍暖盒・清蒸〓魚姿
粉彩龍鳳盒・魚翅蝶々環
粉彩宝尽文四段重・四碗四盤春宴
青花双喜文〓盤・九喜乾貨花宴
粉彩喜壽福禄文台鉢・仙果点心
粉彩山水人物輪花台鉢・香油炒蚕豆
青磁花唐草文盤・粉彩蝙桃八宝碗一対・彩色糯米飯〔ほか〕
著者等紹介
脇屋友詞[ワキヤユウジ]
中国料理シェフ。1958年北海道札幌市生まれ。東京・赤坂の「山王飯店」からホテルの総料理長などを経て、東京・赤坂で「Wakiya一笑美茶樓」をはじめ、4店舗のオーナーシェフを務める。盛り付けにフレンチや和食のスタイルを取り入れたモダンチャイニーズの先駆者として知られ、日本の四季折々の食材を用いて、食彩あふれる中国料理を創造し続けている。2014年度、黄綬褒章受章
大里成子[オオサトセイコ]
中国料理研究家・中国食器コレクター。東京・麹町生まれ。芸術と食文化を重んじる家に育つ。幼い頃、自家専属の中国料理人の仕事に感動し、素材選びから盛り付けまで自己で完結する中国料理の奥深さに惹かれる。のちに「家庭でできる中国料理」を共に学ぶ料理教室をひらく。父の影響で美術品を愛し、特に自らの仕事と接点のある中国アンティーク食器を蒐集。現在も世界各地に蒐集と食の探訪を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。