目次
序 中世歌題集成書研究概観
第1章 『明題部類抄』の本文と享受(諸本とその系統に関する覚書;『明題部類抄』巻六「一字抄題」原拠資料考―『和歌一字抄』本文研究の視点から;『明題部類抄』の抄出書写―陽明文庫蔵『題林』の場合;『明題部類抄』巻五「文集句題」抄出資料として―祐徳稲荷神社蔵『文集句題』の本文形態)
第2章 中世歌題集成書の諸相(版本『和歌組題集』の祖型をめぐって―中世歌題集成書『袖中題鈔』の利用;中世歌題集成書七篇を合写する書―国立歴史民俗博物館蔵『組題集成』について;『明題古今抄』の伝本・構成とその資料的価値)
第3章 中世歌題集成書の継承と展開(『明題抄』の一面―為広周辺からの照射)
資料編(国立歴史民俗博物館蔵『組題集成(「五十首・三十首・二十首・十五首・十二首・五首・組題抜書」)』翻刻
公益財団法人陽明文庫蔵『明題古今抄』翻刻 付、校異
名古屋市立舞鶴中央図書館蔵『訓題抄』翻刻
『掌中和歌題林抄』所収歌題一覧)
著者等紹介
藏中さやか[クラナカサヤカ]
博士(国文学)。現在、神戸女学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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