出版社内容情報
本書は,3極(欧・米・日)における医薬品の規制に関する国際調和会議のプロセスで育まれたレギュラトリーサイエンスの食品版です.農業,食糧(料),健康など地球規模の課題を取り上げ,食の安全を読み解くことを試みました.国際社会がこれらの課題と向き合う時の考え方や食の伝統を知り,文化や健康科学としての「食」について理解し,本邦の立ち位置を考察し,「食」のリスク・アセスメントへの理解の深耕に努めました.
内容説明
食の安全を守るためのしくみを日本と各国で比較し、国ごとの特徴がわかる!豊富な写真とイラストを掲載!解説と図解が一度に読める「食の安全」についての啓蒙書。
目次
グローバル視点の食糧課題とリスク評価
コーデックス委員会
世界保健機関
欧州食品安全機関
米国食品医薬品局
日本の食の安全を守るために
EFSAにおける食品ヘルスクレーム
サプリメントを評価する―米国
食品表示制度―日本
アジア諸国および地域
地理的表示
公正な食品の取引のために
著者等紹介
矢嶋信浩[ヤジマノブヒロ]
1951年東京生まれ。東北大学理学部生物学科修了。理学博士。2001年雪印ラビオ株式会社取締役開発研究所長、2003年カゴメ株式会社総合研究所プロバイオティクス研究部長(企業統合による転籍)、「植物性乳酸菌ラブレ」開発時の技術責任者を勤めた。2011年より東京農業大学非常勤講師並びに客員教授を経て、国立大学法人広島大学学術・社会連携室客員教授。メタゲノム株式会社代表取締役。専門は食品の安全性・機能性評価研究、常在細菌の健康貢献に関する研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao