内容説明
地図は文字の発明以前から、人間社会にかかせない情報の伝達や記録の手段であった。先史時代の岩に刻まれた最古の地図から、アボリジニの砂絵、イスラーム世界の天文学的な地図、中世ヨーロッパの絵画のように美しい地図、戦争中の征服地図や戦略図、そして今日の地図にいたるまで、さまざまな時代背景を映し出す地図の歴史や地図製作の技術を、多数の図版とともにわかりやすく解説。
目次
序
古代
中世
探検時代のはじまり
植民地時代の地図製作
現代世界の地図化
著者等紹介
ショート,ジョン・レニー[ショート,ジョンレニー][Short,John Rennie]
1951年スコットランド生まれ。ブリストル大学(イギリス)で博士号を取得。専門は都市地理学・地図史研究。シラキュース大学(アメリカ・ニューヨーク州)教授を経て、現在メリーランド・ボルテイモア・カウンティー大学公共政策学部教授。都市の政治・経済や都市理論の地理学的研究を専門とするかたわら、地図製作の歴史にも造詣が深い
小野寺淳[オノデラアツシ]
1955年生まれ。茨城大学学長特別補佐・図書館長、教育学部教授、文学博士。専門は歴史地理学・地図史・文化地理学・近世交通史
大島規江[オオシマノリエ]
1973年生まれ。国際教養大学助教、理学博士。専門はオランダ地誌、都市社会地理学。2003~2005年、アムステルダム大学にて研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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