出版社内容情報
地球外で人類が暮らす14の惑星を統合し、異星人を殲滅すべくジェイソンは奮闘するが!?
内容説明
惑星ブレンでの壮絶なる戦いの後、恒星間航法を開発した地球は、ブレンのほかにも人類が暮らす12の惑星を発見していた。遙かな昔にナメクジ型異星人によって拉致された人々は、希少金属発掘のためにそれらの惑星に強制移住させられたのだ。ワンダー少将は、時に大使として、また時に軍事顧問としてそれらの惑星を訪れ、人類連盟を発足させると共に、強大な異星人艦隊に対抗するための秘密基地を建設すべく奮闘するが…。
著者等紹介
ブートナー,ロバート[ブートナー,ロバート] [Buettner,Robert]
1947年7月7日、ニューヨーク州マンハッタン島の生まれ。ウースター大学で地質学と地理学を専攻したのち、シンシナティ大学で法務博士号を取得。大学卒業後は陸軍に入隊し、情報士官として勤務する。除隊後は鉱物資源の探査の仕事にも携わるほか、サウスウェスタン・リーガル・ファウンデーションの理事も務めている。2004年、『孤児たちの軍隊』でSF界にデビュー
月岡小穂[ツキオカサホ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたなべよしお
11
まあまあというところでしょうか。ラストへのつなぎなんでしょうね。全体的に小粒な感じがします。ナメクジたちとの最終決戦となる最終巻「5」が10月に出版されるというので、そっちを楽しみします。2015/07/30
オイコラ
5
戦闘少なめ、あちこち転々として時間はとぶように過ぎて、次が最終巻。ミミと再会したのもジービーの再登場もうれしいが、ラストは前三巻にくらべてジェイソンにはぐっと重い展開。このシリーズ、敵が「ナメクジ」で、思いいれる余地がない分、終わらせ方が気になるところ。どかーんと吹き飛ばしてバンザーイ、でも別に後味が悪いとかないけど芸がないし。ラストでいきなり意志疎通しちゃったりしても嫌だけど。2015/08/27
kurupira
5
読みやすいのは、壮大なストーリーなのに抑えめな章構成にしてるからかな。1、2ページだけの章もあったりする。ジービーがまた出てきたのも嬉しかった。次で最終巻のようで楽しみです。2015/08/01
うんの
3
せっかく歳をとってるんだからもっとおじさんぽく描いてほしいなあ。2015/08/24
shishi
3
シリーズ2作目くらいまではどんでん返し系として読めたが、前作あたりから(記憶も定かでないが)平坦な文体も合わさって読むに耐えなくなった。 天体・惑星間SFシリーズの倣いとして次々に新しいネタを仕込まなければいけないわけで、ほぼ全てのシリーズはそこで失敗する。 ハヤカワの未訳シリーズの一つになるのか、注目。 (追記、次で最終巻だった。結構恥ずかしい。)2015/08/20
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