内容説明
「天安門車炎上」は予兆でしかない…2014年に中国経済が崩壊しはじめ、2015年に共産党による秩序が瓦解し、2016年に中国全体は昏睡状態に陥る。「政府内クーデター説」も浮上!!
目次
プロローグ 中国共産党王朝への挽歌
第1章 GDP低成長時代へ
第2章 社会騒乱、新興宗教、大混乱
第3章 中国に民主化の嵐、ふたたび?
第4章 軍閥乱立、大分裂の懼れ
第5章 改革派が勝利するシナリオはありうるか?
第6章 毛沢東派の捲土重来
第7章 軍事クーデタの可能性は高い
エピローグ 中国から撤退の季節
著者等紹介
宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
昭和21(1946)年金沢に生まれる。早稲田大学中退。日本学生新聞編集長、雑誌『浪曼』企画室長を経て、貿易会社を十年経営した。1982年『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇へ。以後、世界経済、米国政治、情報学関連の分野で問題作を次々と発表し、精力的な執筆講演活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷれば
3
「崩壊する!?」と、いきなりセンセーショナルなタイトルが、表紙デザイン的にも目に飛び込んでくるのだが…内容も「!?」が多い。日々、ネット上を賑わしている記事やコメント風な印象が強いが、まとめ的に読むことができた。2014/08/25
jj
2
3年目の今年2016年に中共崩壊のシナリオ。経済崩壊、政治腐敗の蔓延だけでは、国内統制社会でそれを良しとする国民性においては、中共王朝は簡単には崩壊しないといいますよね。戦争等の外的要因が崩壊に必要とか。南沙諸島・尖閣諸島・北朝鮮暴発・イスラム系テロなど可能性はゼロではないですよね。それにしてもイラン資金流入による北朝鮮核関連開発の速度が高まっているのは気になりますね。2016/04/20
ひさし
2
共産党王朝の崩壊要因について書かれています。 タイトルがすでに「崩壊する!?」と驚+疑問なのですが、 最後も「前途には絶望しかないのか?」と疑問で終わります。 なんともスッキリしない。中国共産党の脆さはたくさんあるし、明るみでもでているけど。。結局その時にならないと崩壊するかどうかなんてわからない。 ただいえることは中国には毅然とした態度で妥協せず、出資、進出はやめた方が良いということでしょうか。(スッキリしないけど、疑問で終わり。)2014/06/19
渓流
1
厚い週刊誌と言うところ。まともな評論?記事のソース、薄っぺらな感じ。2014/08/16
fuku
1
崩壊しないまでも、中国が国を運営するのに困難な状態であることがよく分かった。習近平は絶大な権力を持っているわけではない。カリスマ性も無い。人民解放軍も一枚岩ではないらしい。日々の新聞記事を読んでも綱渡り的な状態に陥りつつあることが読める。さて、これを踏まえてどうすればいいか結論は見えない。2014/03/15