出版社内容情報
「今日は実入りが少なかった」と話す物乞い仲間のおみきに連れられ、八つほどだという信太が〈えにし屋〉を訪れた。
店には同じころ、やけに疲れて見える夫婦から、人探しの依頼が。
五年前の火事の夜に三歳で生き別れた倅・平太を探してほしいという。
生きていてももう八歳、顔も背丈もまるで違うはずだ。
それを何故今になって?
お頭の才蔵は望み薄と呆れるが、夫婦の独特の気配に心を揺さぶられたお初は頼みを引き受ける。
だが、お初が物乞いならではの調べ仕事を頼んだおみきが殺されてしまい……。
交差する謎と人の縁、傑作長篇時代小説シリーズ第二作!
内容説明
「今日は実入りが少なかった」と話す物乞い仲間のおみきに連れられ、八つほどだという信太が〈えにし屋〉を訪れた。店には同じころ、やけに疲れて見える夫婦から、人探しの依頼が。五年前の火事の夜に三歳で生き別れた倅・平太を探してほしいという。生きていてももう八歳、顔も背丈もまるで違うはずだ。それを何故今になって?お頭の才蔵は望み薄と呆れるが、夫婦の独特の気配に心を揺さぶられたお初は頼みを引き受ける。だが、お初が物乞いならではの調べ仕事を頼んだおみきが殺されてしまい…。交差する謎と人の縁、傑作長篇時代小説シリーズ第二作!
著者等紹介
あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。91年に『ほたる館物語』でデビュー。96年に発表した『バッテリー』およびその続編で、野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を受賞。2011年『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mikeko
晴@読書の秋
akari
カヲリ
-
- 和書
- また酒中日記 中公文庫