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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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読了。なんというか、つかみどころのないアンソロジーだった。元曲そのものがそもそもつかみどころがない曲なので、そういった点を踏まえれば「つかみどころがない」「無味無臭」「特記すべきことがない」といったところが本アンソロジーの主題なのかもと思ったり。とにかく面白いものがない。斜線堂のものがこのなかでは一番マシなのだが、その作品についても曲には一切触れず、斜線堂の好きな映画の話をミステリホラー風にまとめているだけなので、このアンソロに収録される価値があるかと問われれば不明である。次点で岩倉文也かな。2025/07/31