内容説明
キレる十代、崩壊する官僚、デシタル文化の氾濫、癒しを求める人々…。世紀末の日本に絡むキーパーソンとの徹底対談。岡田斗司夫、言論活動総決算の書。
目次
小林よしのり―思想なき時代の『ゴーマニズム宣言』
岸田秀―精神分析はもういらない
大槻ケンヂ―酒鬼薔薇は僕の代わりにつかまった
堺屋太一―われら、セコイ首都を待望す!
鶴見済―ゴドーを待ちながら
小室直樹―日本は滅びる
今野敏―クリエイターよ、メッセージはあるか
宮台真司―僕らがバトンを受け取る日
岡田和美―さらば言論の日々、そして
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
13
まだ太っている頃のオタキングの対談集1998年発行。アスペクト刊。朝生によく呼ばれてた頃です。 何よりも為になりスリリングだった対談は小室直樹さんとのものまです。何せタイトルが「日本は滅びる」ですから!本当に頭の切れるのはこういう人なんだと思いました。この国に一番必要なのは教育改革で根本的にやらないと意味がない。そのために義務教育を廃止して全部私学にする。とまで言います。黒柳徹子さんのトットちゃんが話題になりましたがあのトモエ学園みたいな学校は今では出来ない。文部省が許さないのです。タイムリーな話題です!2016/07/03
袖崎いたる
5
岸田秀、大槻ケンヂ、鶴見斉、小室直樹、宮台真司。あたりを読む。それぞれが世紀末の頃に感じていた気分をにじませておられる。宮台真司が実存実存していたのが印象的だった。、2022/10/16
しろ
1
ほんとは占い師の話読んだ この人の書く文章はスルスル入ってきてそれでいて面白くて最高なんだよな2021/03/20
たみや
1
個人的に岸田秀さんと小室直樹さんの対談が面白かったです。九十年後半の対談なのですが、内容は今と変わらない部分が多いのでとても面白かったです。2014/06/17
pochi
0
1998年 4月6日