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日本の〈現代〉
政局から政策へ―日本政治の成熟と転換

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757140943
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

内容説明

歴史の流れと政治の変化を20年のタイムスパンで振り返る。

目次

第1章 戦後政治の成熟―到達点としての中曽根・竹下内閣
第2章 自民党体制の構造と背景
第3章 政策環境の変化と新しい課題の出現
第4章 政治改革の定着―選挙制度改革と政党政治の再編
第5章 行政改革と政治主導
第6章 改革の折り返し点としての小泉内閣―小泉構造改革の意味
第7章 政党間競争と政策体系

著者等紹介

飯尾潤[イイオジュン]
1962年神戸市生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。埼玉大学大学院政策科学研究科助教授、政策研究大学院大学助教授などを経て、政策研究大学院大学教授。専攻は、政治学・現代日本政治論。著書に、『日本の統治機構』(中公新書、2007年、サントリー学芸賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

denz

4
1986年の衆参同日選挙以降の日本政治を、政治家の活動が政局中心から(旗だけでも)政策が重視されるようになり、その背景として国際環境、経済状況、社会構造などの変化があるとして概観。安倍内閣の失敗は「政局処理能力はないが、政策知識を持つ政治家が、官邸という足場を得て、大活躍しながら、政局に足をすくわれて挫折するという図式」と総括されており、安倍氏が小泉政権中枢にいながら首相権力の強化を見誤り、能力を超える課題を官邸で処理しようとして失敗したという点で、本書刊行後の民主党政権も同じ事を繰り返したといえる。2012/10/20

TSUJINO Yusuke

1
☆☆☆☆2024/09/13

nekokone

1
こちらの方が入門書かも2008/03/10

メルセ・ひすい

1
10. 12  学生向き 「政治改革」の流れは肯定的に捉え、改革の進展を期待する方向で記述。が・・ 半世紀以上のなれ合い政治ではすべて米国の操り人形のまま。士大夫の独壇場。 中曽根・竹下内閣から小泉構造改革まで、日本政治の大きな流れを20年のタイムスパンで振り返り、政治の「現代」を検討。現在に至る変化の軌跡をたどり、有権者が「いま」立っている地点を確認する。2008/06/04

denken

0
現在民主党が政権を握った意義ってのが感じられる気がする。2009/10/08

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