内容説明
農業補助金、食料輸入、WTO、外食・加工食品産業の実態、BSE、O‐157、そして食料安全保障…経済問題としての「日本の食料」を捉えなおす。
目次
消費者の視点から見る食料問題
第1部 行きづまる食料政策(誰がための農業予算―補助金と公共事業;農業を弱体化させた農業政策―農地法と食管法;農業交渉は何を目指すのか―ウルグアイ・ラウンドと日本)
第2部 変わる食料の現場(「消費者主権」時代における青果物流通のあり方;食料流通における農協の役割;「食」の巨人、外食産業;加工食品の開発輸入;日本とタイの間の鶏肉貿易―CPグループのケース)
第3部 日本の食料は大丈夫か(安全性への挑戦;日本の食料安全保障(食料の安全保障は消費者に保障されているのか;食料の不安は解消するか?))
著者等紹介
伊藤元重[イトウモトシゲ]
東京大学大学院経済学研究科教授、国際経済学専攻。1951年静岡県生まれ。ロチェスター大学大学院経済研究科博士課程修了
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