内容説明
本書は、「人間をトータルな面で考え直そう」としている著者が、できるだけ仏教用語を使わずに、わかりやすく般若心経を解説したものです。読んで聞いて唱える画期的な『般若心経』入門。
目次
序
幸福
苦
空
救い
気付き
許す
読む
著者等紹介
山名哲史[ヤマナテツシ]
1949年、長崎県生まれ。早稲田大学文学部中退。出版社勤務を経て、フリー編集者。西洋哲学からやがて東洋思想に関心が移り、特にその身体技法に強く惹かれる。現在は、心と体の結びつきを考えているだけでは足りなくなって、整体院を営んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みみ
3
いろいろ出てます、般若心経。この本が、おっどろくほど よい!!! 手に持ってパラ見ただけでも伝わるすばらしさ。サンスクリットCDがさらによし。こりゃ、名著ですよ。ほかにはいりません2012/11/07
ラーメン小池
2
震災の日前後よりなぜか無性に読みたくなり再読。一気読みした後また読んでしまい、結局高速バスの往復車中で1日2回読んでしまった。専門用語を使わずにここまで深く、わかりやすく解説できる筆者の力量に感服する。大乗仏教と小乗仏教の結節点に生じた般若心経、これだけで仏教の精髄は得られます。またお経など音の響きの重要性も再確認できる。行動の意識化と瞑想の重要性、そして自己の認識を変えることが外界へわずかな変容をもたらすことで状況を変えられることを解き明かす。2015/03/15
ラーメン小池
0
いろいろな般若心経の本がありますが、この著者の解説が非常に秀逸に感じます。またCDについても中身が充実しており、コストパフォーマンスも高い。この著者による他の作品も読んでみたい。2013/02/17
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