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出版社内容情報
【禁断・悪夢の"逆転"ファーム・スリラー!!】
父と娘が迷い込んだのは…"動物"の姿を纏う不気味な集団の食事会。
そこでは「人間が家畜」「人肉が主菜」。
《ニンゲン農場》を営む彼らは、人ならざる動物…いや、動物ならざる…ナニカ。
親子は最悪の"おもてなし"を受けることになる――。
一方、農場の労働者である《山猫》のネロは、この村のリーダーを務める《鹿》の男・アーネストとの邂逅により、とある記憶を取り戻すが…?
戦慄の世界観、衝撃の展開の連続、あなたに問う「命を食べる」ことの意味……。
現代の寝ぼけた倫理観に牙をむく、トラウマ必至・刺激的すぎる【逆転寓話】。
2023年6月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨
23
何だかB級ホラー映画を観ているようだった。人間が人間を飼うという映画を観たことあるけどそんな感じでした。2023/07/03
文太@漫画部屋
4
色々と考えさせられる。2023/07/10
brzbb
2
人間と動物を反転させることで「命に感謝」とか「リスペクトしておいしく食べてあげる」とかいう言葉のナンセンスさがよくわかる。そしてただ反転させて終わるんじゃなくSF的展開があり、もっとおいしくもっと効率的にという欲望が罪を生むことが描かれる。動物無罪、人間有罪。ひたすら無力な少女が酷い目にあうのを楽しむような作品はサディスティックな欲望を感じて嫌いなんだけど、本作は加害者と被害者が入れ替わり続けることで悪趣味さが弱まっている。生まれ変わり死に変わり食べ食べられる輪廻転生の地獄。2023/10/03
ぴよ(toyoneko)
2
衝撃作だが、はっきりとした論理に貫かれていて、読後感は悪くない。一方で、エンタメとしてはどうなのかしらとは思う。期待しすぎたか2023/06/30