出版社内容情報
アルテュール・ル・ケンヌ[アルテュールルケンヌ]
著・文・その他
田中裕子[タナカユウコ]
翻訳
内容説明
味覚には4つの基本味(塩味・甘味・苦味・酸味)があり、あらゆる味はそのいずれかに分類される/塩は風味を引き立てる/焼く直前に肉に塩をふると、ジューシーに仕上がる/早く焼き上げるには、火力を上げればよい/ヒートショックのせいで硬くなるので、肉は焼く前に常温に戻しておく/乾燥パスタはたっぷりの沸騰した水で茹でるetc.これらはすべて間違いだった!料理の「正解」を調理科学の視点から徹底解説!
目次
伝統的な料理と進化した料理
味覚
塩
熱伝導
新常識レシピ/ローストチキン
コショウ
ヒートショック
メイラード反応
新常識レシピ/ビーフステーキのペッパーソース
カリカリ感〔ほか〕
著者等紹介
ル・ケンヌ,アルテュール[ル・ケンヌ,アルテュール] [le Caisne,Arthur]
料理研究家。アートディレクター
ヴァルツィコス,ヤニス[ヴァルツィコス,ヤニス] [Varoutsikos,Yannis]
アーティスト・ディレクター、イラストレーター。フランスのMARABOUT(マラブー)社の書物のイラスト、デザインを多数手掛けている
田中裕子[タナカユウコ]
フランス語翻訳家、フランス料理店ディレクトール(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K1
13
料理にまつわる62の驚きの真実が、ローストチキン、ビーフステーキのペッパーソース、フライドポテト、ブフ・ブルギニョン、ブイヨン・ド・ブフ、ポトフ、ローストビーフ、肉のテリーヌの作り方とともに紹介されています。が、2日前から仕込んだり、食材を寝かせるのに半日かけたり、揚げ油が3000㎖とか無理でーす(笑)。2022/10/10
ららら
2
よくある間違い→間違っている点→調理科学的解説→料理への実践例(複数)という構成になっていて、作りたい料理に合わせて適切な方法を選べそうだった。ただし著者が提案するレシピは気合いが入りまくっているので、全部取り入れるのは難しい。でも塩とかパスタとか揚げ物とか煮物とか、基本のところは真似して料理上手くなりたい。2023/10/09