内容説明
つばめのくらしをのぞいてみない?つばめのハティハティとそのかぞくの物語。
著者等紹介
箕輪義隆[ミノワヨシタカ]
生き物の絵を描くイラストレーター
寒竹孝子[カンチクタカコ]
東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yukision
67
図書館の鳥の絵本特設コーナー本。日本で生まれたツバメ「ハティハティ」がインドネシアから里帰り。旅の間も子育て中も危険と隣り合わせになりながら,無事に家族を増やして再びインドネシアへ。物語もいいけど,巻末の川上先生の解説がいい。1年に子供が10羽生まれても,生き残るのは親を含めて2羽ほどしかいない。たった17グラムの体で家族とも別れて危険な旅を続けるツバメが一層愛おしくなる。2022/03/23
♪みどりpiyopiyo♪
60
なんだか嬉しい絵本を読みました♪ 渡り鳥の生態って、そーいえばよく知らないなぁ。■ツバメの男の子ハティハティが、遠い南の国から海をこえ日本へやってきて、恋をし、子を育て、そして夏の終わりに 再び南の国へ帰るまでの物語。■絵は野鳥画家の箕輪義隆さん。 文の寒竹孝子さんは自然の面白さを伝える本を作ってます。巻末には鳥類学者 川上和人氏の解説付き☆ ■あんなに小さな体でさまざまな困難を乗り越え、渡りという冒険をし子育てをするの、すごいなぁ。今年も沢山のツバメに会えるといいな ( ' ᵕ ' ) (2013年)2019/03/15
糜竺(びじく)
50
記憶にないくらい、もしかしたら初めて(?)絵本を買いました。最近、またツバメを見かけるようになってきて、前々から、その生態について気になっていました。絵も美しく、とても良かったです。ツバメはインドネシアなど南の国から、日本に春にやって来ます。つくづく、小さな体で自動車も飛行機も使わずに、数千キロの距離を旅してやって来るツバメって本当にすごいなと思いました。そして、日本に着いて、子育てをしている様子も素敵に描かれていて引き込まれました。今までよりも、いっそうツバメに尊敬と親しみを感じるようになりました。2017/05/03
どあら
26
図書館で借りて読了。ツバメのことがとても分かり易く描かれています。寒竹さんの絵もとても素敵です。2018/04/07
紅花
18
ツバメの生態をツバメ目線で物語となって詳しく書かれている。(ちょっと長い)写真ではなく、絵なので特徴がとても分かりやすい。小さなツバメにふりかかる、厳しい自然や愛情。つい「ガンバレ!」と言いたくなる。殆ど知っている内容だったけど、息子が「おもしろいね」と言った。2016/04/25