感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
283
著者の川村英樹氏は、内外の数々の受賞歴を持つパティシエ。現在は吉祥寺の「アテスウェイ」のオーナーシェフ。この人がフランスで惹きつけられたのがブルターニュのお菓子。修行地は古都のサン・マロであった。写真で見るブルターニュ菓子の特徴は色合いが限りなく地味であること。焼き菓子が中心ということもあって、大半は焼き色が前面に出る。巻頭を飾るガレット・ブルトンヌ(名前からしてもブルターニュ菓子の代表格だ)がまさにそう。中には、「パヴェ・ブルトン・オ・キャラメル」のように繊細な飾りをほどこしたものもあるが、色は地味だ。2024/03/12
たまきら
35
読み友さんの感想を読んで。平成16年出版。素朴なお菓子が一番好きですが、洗練されたデザインも素敵ですねえ。素敵ですが、食べたくなったのかキャラメルやカヌレ、クイン・アマン(地元のお店だとクイニーアマンと呼んでます)といった素朴なものばかり。自分の好みが良くわかります。2024/07/18