内容説明
2022年4月に成立した博物館法の改正をうけて、各地域で、博物館独自の多様なコレクションを活かしていくために、ポスト・コロナ時代のコレクション管理のあり方を考える。
目次
序章 コレクション管理の考え方と方法
第1章 コレクションの歴史
第2章 コレクションをめぐる法制度と権利関係
第3章 海外の博物館とコレクション管理
第4章 博物館の収集、整理保管
第5章 博物館の収蔵資料の公開・活用
第6章 博物館資料の処分
第7章 収蔵庫の管理と増設
著者等紹介
金山喜昭[カナヤマヨシアキ]
法政大学キャリアデザイン学部教授。1954年、東京都生まれ。法政大学大学院人文科学研究科博士後期課程(満期退学)。博士(歴史学)。野田市郷土博物館学芸員、副館長を経て、法政大学キャリアデザイン学部へ。2008年4月からロンドン大学(University College London)客員研究員(翌年3月まで)。全日本博物館学会常任委員、公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団理事、公益財団法人茂木本家教育財団理事、東京都江戸東京博物館資料収蔵委員会委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
3
ふむ2022/10/30
ぞだぐぁ
2
主に英国での例と日本でも先進的・館独自の方法で資料を管理している博物館の例と資料が被災・虫カビ害にあった館での復興や資料の破棄等。 前者では資料の収集のポリシーを設定し、それに違反(財政難で資料を売却)すると認証を取り消され補助金が減る英国の話等で後者では大雨による被害を受けた川崎市市民ミュージアムの例等。 資料の破棄と聞くとトンデモ無い事の様に思えるが、北海道大学とか京都大学でも問題になっているアイヌの遺骨返還とか盗掘品の返還や他館のテーマにあった資料を移動・交換する例等も。また、健康に害を与える(続く2022/08/12
石ころ
0
仕事の資料2025/05/18