目次
第1部 文化遺産管理の現場で(対馬宗家文書の近現代―「宗家文庫」の伝来過程から;歴史学とデジタル化―韓国の事例から)
第2部 資料、市民、公共性(文化遺産の継承そして創造へ―参加型考古学を試みる;アーカイブズ資料情報の共有と継承―集合記憶の管理を担うのは誰か;高校世界史と教科「情報」―クリティカル・シンキングから歴史的思考力へ)
第3部 資料を越えて(公共考古学の可能性;現代の記録を未来へ―アーカイビングにかかわる責任の連続;歴史資料をめぐる「よそ者」と「当事者」―専門家的知性と市民的知性)