内容説明
受領―その名前からして物欲の権化のようなイメージを持たれがちな平安時代の国司たち。たしかに受領には貪欲な徴税吏という側面もあり、彼らを「腐敗官僚」の歴史の一コマとして描くことも可能です。しかし一方で、彼らは十・十一世紀の政治・経済・社会、さらには文化や対外関係を理解するために、欠くことのできない存在でもあります。それは、当時受領が都と地方とを結ぶ、もっとも太いパイプの一つだったからにほかなりません。受領の往来は、人びとに何をもたらしたのか、このような視点から、受領の姿をもう一度見直します。
目次
「受領ハ倒ルル所ニ土ヲツカメ」
1 国司から受領へ
2 受領の任国支配
3 摂関政治と受領
4 受領群像
5 受領と交通
著者等紹介
佐々木恵介[ササキケイスケ]
1956年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻、日本古代史。現在、聖心女子大学文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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