吉野―その歴史と伝承

吉野―その歴史と伝承

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  • サイズ A5判/ページ数 517p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784626013859
  • NDC分類 216.5
  • Cコード C3021

目次

第1章 古代吉野への魅力(古代人の吉野観;吉野川流域の古代部族について;吉野水分の神と金峯の神;史跡比蘇寺跡について;芳野離宮と宮滝遺跡)
第2章 吉野・葛城の山々と山笠信仰(修験の山吉野―吉野における修験の先駆的展開;修験の山吉野熊野;修験の山金峯・大峯と川上郷;金峯山山上山下并小篠等之絵図について;葛城修験と金剛山)
第3章 吉野の花と西行(さくらの吉野山;西行と吉野・弘川寺)
第4章 隠れ家の吉野と南北朝の動乱(吉野の中世史にえがいた悲運の人―源義経と後醍醐天皇;南北朝の動乱と賀名生;吉野を南朝に結んだ人々―主として小野文観をめぐって;由良門塵雲祥と牧氏並びに津布呂光季―運川寺大般若波羅蜜多経を中心として;後南朝の歴史と伝承;南朝回顧の思想と吉野山地下一党について)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shoji

36
紀伊半島の中心、吉野について書かれた郷土史です。 吉野は大変な深山幽谷、他を寄せ付けない圧倒的な自然の厳しさがあります。 世界遺産として紹介されている通り、日本歴史の転換期、社会体制の変革期に重要な意味を持った地でした。 古代、吉野離宮が置かれ飛鳥朝、奈良朝の天皇が行幸されました。 大化の改新のころ大海人皇子が壬申の乱を、武家政権発足のころ義経が、役小角は修験を、建武中興期には後醍醐天皇が南朝を、以来、西行、秀吉、天誅組、、、 それら出来事が紀伝体で綴られています。 読むのに半月かかった。ヘトヘト。2016/04/04

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