内容説明
文章には、書き手の思考力や発想力が如実にあらわれる。では「頭がいい人」と評価されるうまい文章の条件とは何か？テーマの選び方、話の組み立て方、表現のテクニックなど、すぐに役立つ珠玉のノウハウを伝授。
目次
プロローグ 文章ほど、その人の“頭のよしあし”が表れるものはない
１ 書き始める前にこの“仕込み”を忘れない
２ 読み手の興味を巧みに誘導する話の組み立て方
３ 冒頭の一行で強烈なインパクトを与える極意
４ このちょっとした工夫で、格段に読みやすい文章になる
５ 文章のルールを守らなければ趣旨は正確に伝わらない
６ 読み手の心をつかむ、文章の上手な磨き方
７ 出来ばえを決定づける仕上げのチェックポイント
８ 文章力を鍛錬する頭がいい人の習慣術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiroshi0083
4
「上手な文章が書きたい！」。そう思って、これまで数冊の文章本を読んできた。それぞれの本は勉強になり、比率は異なるものの、こうして文章を書くときの血肉になっている。さて、今回手にとったこの本。これまでの文章本と重なる記述も多く、内容は極めて基本的であった。つまり、今回の読書は「文章本の復習」となったのである。ときに復習は退屈を伴う。だが、学びに復習は必要だ。その機会が得られたことを素直に喜びたい。2015/11/20
魚５３
4
文を書く機会が多いので、基本を抑えておこうと思い、読みました。簡潔で分かりやすい文を書くコツを改めて確認できました。「など」は二つ以上の例を示せ、「そして」は使うな、「の」や「に」を多用しない、「が」と「は」を使い分けろ、読点の打ち方、が参考になりました。2013/11/10
アイちゃん
2
文章上達を謳った文章を読むのが好きです。これで筆者の文章にあらがあったら笑い話ですもんね。ドキドキしながら読んで、ついでに文章上達のヒントも得ることが出来て、一石二鳥な本でした。2011/08/08
マツド
2
コラム・小論文・エッセイ向けの内容。ダメな例の斬り捨てぶりが気持ちいい。2011/08/05
まち
2
一般的に言われることの再確認といった程度。具体例を盛り込めて話を進めると、どうしても文章が長くなってしまうが、そこをどう折り合いつけるかか難しい。2011/06/29
