出版社内容情報
黒ねこのペーターはねこ小学校一年生。
おっちょこちょいだけど、元気いっぱい!
原作1933年の、オーストリアのロングセラー
遠い山のむこうに、ねこの町がありました。
住んでいるのはねこばかり。
その町に住む子ねこのペーターは、
おっちょこちょいで、学校に行っても失敗したり、
叱られたりする毎日。
先生が机の上に置いたねんどのねずみを見て、
「おいしそうだなあ」とかみついたり、
みんなで飲むためのミルクの大皿のまわりで
友だちと押し合いになり、
ドボンとミルクに浸かってしまったり…。
でも、ペーターは毎日楽しく学校に通います。
そして、ある日、町の大事件で、
ペーターが大活躍するのです。
オーストリアのロングセラー。カラー挿し絵入り。
内容説明
ねこの町にすむくろねこのペーターは、おっちょこちょいで、いたずらずき。そんなペーターが小学校に行くことになりました。まちがってねんどのねずみをかじってしまったり、体じゅうをインクだらけにしたり、ペーターは、しっぱいばかりしているようですが…?オーストリアで八十年以上読みつがれてきた、挿絵たっぷりの楽しい幼年童話。小学校低・中学年から。
著者等紹介
ウムラウフ=ラマチュ,アンネリース[ウムラウフラマチュ,アンネリース] [Umlauf‐Lamatsch,Annelies]
1895~1962年。オーストリアの児童文学作家。1915年から小学校で子どもたちを教え、1923年から45年までは、教員を養成するための学校で教鞭をとった。1920年代から作品を書いていたが、第二次世界大戦後は執筆に専念し、40冊以上の子どもの本のほか、ラジオや劇の脚本も書いた。オーストリアで最も知られている児童文学作家のひとり
ピルヒ,アダルベルト[ピルヒ,アダルベルト] [Pilch,Adalbert]
1917~2004年。オーストリアの画家。ウィーン美術アカデミーで絵を学ぶ。第二次世界大戦中、従軍画家としてラップランド、イタリア、ギリシャ、ユーゴスラビアに赴いた。戦後は画家として活躍し、雑誌、教科書や多くの子どもの本の挿し絵を担当
杉山香織[スギヤマカオリ]
静岡県生まれ。東京外国語大学、マールブルク大学、フランクフルト大学でドイツ語、ドイツ児童文学を学ぶ。大学でドイツ語を教えるかたわら、ドイツ語圏の児童文学などの翻訳にたずさわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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